野球を楽しむ子どもたちを故障から守り、競技人口の減少に歯止めをかけようと、「神奈川学童野球指導者セミナー」(神奈川新聞社など後援)が19日、横浜市西区の西公会堂で開かれる。参加者を募集している。
セミナーは今年で3回目。県内の整形外科医らがけがの原因や予防法をレクチャーする。さらに、今春の選抜大会から導入される球数制限についても肩、肘に与える負担から考える。
今回は大リーグ・レッズへの移籍が決まったばかりの秋山翔吾外野手(31)や、プロ野球・横浜(現横浜DeNA)や大リーグで活躍した斎藤隆さん(49)が自身の経験を交えた野球の楽しさや指導論なども語る。
同セミナーを立ち上げた慶応高前監督の上田誠さん(62)は「野球人口が減少しながら、故障する児童の数は増えている。予防への関心を持ってほしい」と話した。
当日参加も可能で、午前9時半~午後3時半(開場午前9時)。参加費は2千円(テキスト代、受講修了証を含む)。申し込み、問い合わせは同セミナーのホームページへ。