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川崎5-0大宮
劇的逆転、歓喜の涙 開始早々、主導権 12月2日・大宮戦

スポーツ | 神奈川新聞 | 2017年12月3日(日) 02:00

初優勝が決まり、ピッチで泣き崩れる中村(下)に駆け寄る川崎イレブン=等々力
初優勝が決まり、ピッチで泣き崩れる中村(下)に駆け寄る川崎イレブン=等々力

初優勝が決まり、ピッチで泣き崩れる中村(下)に駆け寄る川崎イレブン=等々力
初優勝が決まり、ピッチで泣き崩れる中村(下)に駆け寄る川崎イレブン=等々力

 明治安田J1最終節は2日、川崎市等々力陸上競技場などで9試合を行い、川崎が逆転で悲願の初優勝を遂げ、YBCルヴァン・カップ、天皇杯全日本選手権と合わせた主要タイトルをクラブ史上初めて獲得した。

 川崎は小林のハットトリックの活躍などで大宮に5-0で完勝。15戦負けなしで勝ち点を72として磐田と0-0で引き分けた鹿島と並び、得失点差で上回った。小林は今季23ゴールで初の得点王に輝いた。鹿島は2連覇を逃した。甲府は仙台に勝ったが、16位でJ2降格が決定。神戸を破った清水は残留した。横浜Mは浦和に勝った。

川崎 5ー0 大宮
(前 2−0|後 3−0)

小林、単独得点王に 貪欲に攻め初ハット




 初優勝のピッチに小林悠が刻んだ足跡は、あまりに鮮やかだった。

 「本当に出来過ぎというくらい

、すべてがうまくいった」。勝利が絶対条件のプレッシャーの中で自身初のハットトリックを決め、得点王までもぎ取ってみせた。

 1-0の前半終了間際。家長のクロスを頭で合わせると、後半15分には中村、阿部、家長がつないだクロスをスライディングで押し込んだ。「あの流れは完璧。絶対にあそこにパスが来ると思っていた」

 これで22ゴールとして得点ランクの首位に並ぶと仕上げは同36分。ダメ押しのPKをゴール真ん中に蹴り込み、単独トップに躍り出た。「2点とって、もう1点という気持ちがさらに強くなった。貪欲さが結果になった」。自らの仕事がなんたるかを、雄弁に示し続けた。

 絶対的エースの大久保(FC東京)が抜けた今季、主将を託された。チームがまとまらず、心が折れそうになったこともあったが、発想を変えた。「俺が俺が」というキャプテンがいてもいい-。「ゴールで引っ張っていく」。まさに、「俺が」優勝を決めた。

 昨季のオフ。去就に揺れた。日本代表FWには、他クラブから川崎をはるかに上回る条件でオファーが届いた。出した答えは、残留だった。「人生で一番悩んだけど、フロンターレでタイトルを取りたい思いが一番だった」。その覚悟を、誓いを、1ゴールずつ形にしていった。

 悲願達成の喜びをひとしきりかみしめた後、サポーターの方へ歩み寄り、かみしめるように何度も頭を下げた。「このクラブに来て、このクラブに残って、本当によかった」。歴史を変えたストライカーになった。

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