横須賀市出身で、世界の舞台で活躍する二輪レーサー長島哲太さん(24)が9日、横須賀市林2丁目の林交差点前の空きスペースで「長島哲太イベント祭」を開く。応援してくれる地元の街に恩返しをしたいと自ら企画。長島さんは「普段スペインで生活をしていて日本で走る機会がなく、なかなか応援してくれている皆さんと話す機会がないので会えるのが楽しみ」と話している。
会場には、長島さんが所属する「カレックス」のマシンやヘルメット、レーシングスーツとともに、今季スペインやポルトガルで獲得した全てのトロフィーを展示。グッズ販売もあり、トークショーやサイン会も開く。獅子舞が練り歩く地域の祭りも同時に開かれ、一緒に盛り上げる。午前10時から午後3時まで。
長島さんは3歳の時、中井町にあるサーキットでミニバイクに出合って以来、スピードのとりこに。県立三浦臨海高校在学中から全日本ロードレースに参戦するなど、経験を積んできた。
2013年には最高峰の「ロードレース世界選手権」の日本グランプリに初出場。今年もツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で開かれる第15戦日本GP(16日決勝)に参戦する。