サッカー女子・プレナスなでしこリーグのノジマステラ神奈川相模原は18日、元日本代表DF国武愛美(22)が今季限りで退団すると発表した。移籍先は未定。
熊本県出身の国武は2017年に武蔵丘短大からノジマ入り。3季在籍し、リーグ戦54試合出場1得点だった。女子日本代表にも選出されて3試合に出場した。
クラブを通じて発表したコメントは次の通り。
「今シーズンをもちまして、退団することになりました。ノジマステラではたくさんのはじめてを経験させていただきました。3年前、短大を卒業し、なにもなかった私にたくさんの経験をさせて頂き、3年たった今、サッカーはもちろん人として、社会人としても成長することができました。リーグ戦・カップ戦・皇后杯とずっと試合に出続け、このチームに本当に私が貢献できていたかを考えると、100%貢献できていたとは言えないと思います。うれしい時も苦しい時も、数え切れないほどありました。チームとして、個人として苦しい時間の方が多かったかもしれません。それでもずっと私のことを起用して下さった監督、コーチ、フロントスタッフのみなさん、どんなときでも温かい応援をし続けてくださったファン・サポーターの皆さん、ギオンスタジアムでの試合を支えてくださったボランティアの皆さんにはとても感謝しています。ノジマステラに入団してから、私の中でたくさんの幅が広がり、サッカーはもちろんたくさんの人との出会いもあり、チームメートの存在だったりと、改めてたくさんの人に支えられていることを実感しました。そして、なでしこリーグに所属してから3年間どんな時も遠くからずっと支えてくれて、気にかけてくれた両親・家族のみんなには本当に感謝しています。この3年間、とても素晴らしい環境でサッカーができました。3年たった今、この環境に甘えることなく、また自分の成長に向けて退団を決意しました。今までノジマステラでの生活に携わってくださった皆さんに感謝しています。「成長したね。」と皆さんに言っていただけるように、また精いっぱい頑張りたいと思います。今までありがとうございました!」