
ソフトボールの女子アジア選手権(29日開幕・台湾)に向けた日本代表の強化合宿が20日、千葉県印西市の松山下公園野球場で始まった。初日は打撃練習などに時間を割き、主将の山田恵里(日立)ら野手陣が男子投手相手に快音を響かせた。
大会は来夏の世界選手権の前哨戦。宇津木麗華監督(54)は「台湾、中国といった周りの国がどれくらい強化しているのかを見たい。アジアでは優勝することが大事。常に自分たちにプレッシャーをかけていく」と語気を強めた。
今季日本リーグで打率4割1分5厘をマークし、ベストナインに輝いた山田は「技術的にも気持ちの面でも波が激しかった。その中でも4割を超えることができたのは達成感があった」と振り返り、「メンバーをまとめるのが自分の仕事。代表でも背中と言葉で経験を伝えていきたい」と話した。
日立からは山田のほか、泉礼花、奥田茉優希の両選手が招集されている。