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風も味方 栄冠射止め
神奈川スポーツ賞(4)【アーチェリー県成年男子チーム】国民体育大会で連覇

スポーツ | 神奈川新聞 | 2017年10月31日(火) 16:16

悲願の2連覇を果たし、ピースサインする(左から)大竹監督、大井、大貫、主将田畑
悲願の2連覇を果たし、ピースサインする(左から)大竹監督、大井、大貫、主将田畑

 悲願の2連覇は劇的に飾った。国民体育大会アーチェリー成年男子決勝。2エンド落として迎えた最終第4エンドも愛知が2射を残し、1点リードと劣勢に立たされた。だが、世界水準のアーチャーたちはここから本領を発揮した。

 誰もが負けを覚悟した。「逆転されて負けるかと思っていた」と大貫。その瞬間、ないでいた風が突如強く吹き抜けた。相手は的を外しシュートオフに。一番手大井はこの追い風を逃さなかった。

 「自分が真ん中を射抜いて後続に託すしかない」。自他ともに勝負強さを認める21歳は言葉通り10点をマーク。さらに大貫、田畑も9点で続き、栄冠を射止めた。

 いずれも世界選手権やワールドカップと代表の重みをかみしめてきた実力者だが、三本の矢が重ならなければ勝利はつかめない。

 4年前、チームを組んで初陣となった長崎国体では県勢として8年ぶりの頂に立った。「このまま勢いで連覇しよう」と意気込んだが、翌年は5位に沈んだ。「意識しすぎて勝負どころの集中力が欠けていた」と大貫。それぞれが違う環境で日々の練習に取り組むからこそ、問われる姿勢があった。

 苦い記憶が正念場で奮い立たせた。「みんなの思いが一つになって、先頭の大井が風を読んで後につなげてくれた」と主将の田畑。風を味方に、慎重かつ大胆に、的を射ることだけに視線を向けた。

 田畑は後輩2人をねぎらい、言った。「3連覇、5連覇と歴史を刻み、神奈川の黄金期を復活させたい。そして3人で東京五輪に出場するのが夢」。さらなる栄光の軌跡を描き続けていく。

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