◆合計251・01驚異的スコア
フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権最終日は17日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンターで行われ、男子は16歳の鍵山優真(星槎国際高横浜)が合計251・01点、女子は15歳の河辺愛菜(関大KFSC)が合計193・57点でともに初優勝し、世界ジュニア選手権(来年3月・タリン)代表に決まった。
鍵山はフリーで2度の4回転トーループを決め、ショートプログラム(SP)に続いて1位となった。鍵山とともにジュニア・グランプリ(GP)ファイナル(12月5~7日・トリノ)に出場する佐藤駿(埼玉栄高)が合計213・20点で2位に入った。
河辺はフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功し、SPに続いて1位となった。川畑和愛(N高東京)が合計178・95点で2位。14歳の吉田陽菜(名東FSC)がフリーで3回転半を決め、合計167・86点で3位に入った。
渾身(こんしん)の演技が終わると、鍵山(星槎国際高横浜)はガッツポーズを決めた。