小学生がプロの指導を受けながら、ウインドサーフィンを体験する講座が31日、森戸海岸(葉山町堀内)で開かれた。5、6年生40人がこつを教わり、風を受けて海上を進む心地よさを体感した。
講師を務めたのは、町内でウインドサーフィンスクールを主宰する小玉欣一さん(51)や、世界選手権の出場経験を持つ山梨崇仁町長ら5人。
5人は「ボードに立ったら膝を柔らかく曲げて」「手元を見ないで前を向こう」など、児童の様子を見守りながらアドバイス。こつをつかみ、ボードが海上を滑らかに進むと、子どもたちから「早く進んだ」「楽しい」と歓声が上がった。
初めて挑戦した小学5年山本美怜さん(11)は「風が吹いてスピードに乗れた。気持ち良くて楽しかった」と笑顔を見せた。
2020年の東京五輪でセーリング競技が藤沢市江の島で行われるのを踏まえ、競技に親しんでもらおうと、町教育委員会などが主催した。