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V戦線生き残り懸け あす等々力で2位3位対決

スポーツ | 神奈川新聞 | 2017年9月8日(金) 02:00

 明治安田J1第25節は9日、等々力陸上競技場で川崎-横浜Mの「神奈川ダービーマッチ」を行う。

 現在首位の鹿島とは横浜Mが勝ち点差5の2位で、川崎が同6の3位。川崎は公式戦最近5試合で14得点と攻撃陣が好調で、横浜Mは伝統の堅守を武器にクラブタイ記録にあと1と迫る14戦無敗としている。

 ライバル決戦に勝って優勝争いに踏みとどまるのはどちらか。チケットは既に完売。注目の一戦は午後7時にキックオフだ。

守備の要 飯倉、中沢
強敵相手 問われる真価


5戦連続無失点の堅守を支える飯倉(右)と中沢=横浜市港北区の新横浜公園球技場
5戦連続無失点の堅守を支える飯倉(右)と中沢=横浜市港北区の新横浜公園球技場


 リーグ戦に限れば、もう4カ月以上も負けを知らない。マリノスは2012年に作った「15戦連続負けなし」のクラブ記録に王手をかけて、ダービーマッチに臨む。

 快進撃の原点と言えるのが、2-0で快勝した前回6月の直接対決。自陣中央のエリアを固めて相手の侵入を許さず、隙あらば逆襲を仕掛ける。モンバエルツ監督は「パーフェクトな展開だった」と、今季のベストゲームの一つに挙げる。

 シーズン序盤は攻守に狙いが定まらず浮沈を繰り返したが、「格上」を相手に現実的な戦いに徹して結果を出した。GK飯倉も「川崎をゼロで抑えたから今の順位がある。守って、どうにか1点、というスタイルに行き着いた」と振り返る。

 リーグ最少失点(17)の守備陣は現在、5戦連続無失点と驚異的な集中力を発揮している。「やられた、と思ったところに(中沢)佑二さんの頭が出てくる。(飯倉)大樹さんがボールをかき出してくれる。何度助けられたか分からない」(DF松原)。百戦錬磨の両ベテランが範を示し、11人全員が守備にハードワークを続ける。

 夏場は下位チームとの対戦が多かったこともあり、中沢は不敗記録や順位には関心を示さない。「高レベルのチームを相手に、マリノスの真価が問われる」。リーグ屈指の攻撃陣を再び封じ、タイトル争いに名乗りを上げる。

自信を見せる 小林
けが人戻り攻撃手応え


横浜M戦に向けて調整する川崎の小林(右)=川崎市麻生区の麻生グラウンド
横浜M戦に向けて調整する川崎の小林(右)=川崎市麻生区の麻生グラウンド


 前回対戦では堅守の横浜Mの術中にはまり、0-2で完敗している川崎。「タイトルを狙うためには絶対に勝たないといけない相手。チームの大一番に対するモチベーションはいい」。主将小林は優勝戦線生き残りを懸けた一戦に自信を見せた。

 チームは最近5戦14得点と乗っている。ここまで9得点の阿部に加え、けがで出遅れた家長も徐々になじんでおり、鬼木監督は「彼らがフィットして意欲的にやることで、他のメンバーの刺激になっている。本当に誰が出てもチーム力が落ちない状態になってきた」と手応えを得ている。

 無敗街道を走る横浜Mには6月の対戦で中央の守備を固められ、手を焼いた。ただ新戦力の台頭もあって攻め手は確実に増えており、「相手がどこを守りたいかをしっかり見極めて、薄いところを攻める。みんなで考えながらやりたい」と中村は同じ轍(てつ)を踏むつもりはない。

 チームは5連戦を乗り切ったばかりだが、リーグ戦をはじめACL(アジア・チャンピオンズリーグ)など四つのタイトルに可能性を残しており、ここから30日間で最大9試合という過酷なスケジュールが待ち受ける。

 「最終的にはどちらが自信を持って戦えるか」(鬼木監督)というライバルとのダービーマッチで雪辱を果たし、タイトル争いへ最高の弾みをつける。


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