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〝悲願〟期す、反骨の女王 ビーチバレー・石井美樹

スポーツ | 神奈川新聞 | 2019年6月7日(金) 16:35

石井美樹
石井美樹

 2018年のビーチバレー女子日本ランキング1位。大和南高出身の石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)が村上めぐみ(オーイング)と組むペアは、東京五輪代表へ最も近い存在といえる。バレーボールのVリーグから転向して5シーズン目を迎えた石井。前回のリオ五輪で果たせなかった悲願の初出場を目指し、技術力、知力、体力の全てを注ぎ込む。

 大和南高3年夏の全国総体(インターハイ)。石井は主将として同高を初の4強へ導いた。周囲を冷静に見渡しながら仲間を鼓舞するキャプテンシー。自分のプレーに対しても常に厳しかった直言居士の眼光は変わらない。あれから10余年の時が過ぎた。

 「私自身、この年までやっているとは思わなかった。びっくりですよ」。練習拠点にしている「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク」。これから激しさを増す五輪代表選考争いを前に、石井はそう言って笑った。

 キャリアハイとなった昨季は、その地位を内外に示す飛躍の年だった。国内大会のジャパンツアーでは5勝を挙げ、日本ランキングトップに輝いた。国際大会でも、日本勢では12年ぶりに決勝進出を果たしたアジア大会で銀メダルを奪取した。

 特筆すべきは昨年7月、スイスで行われたワールドツアーだ。石井、村上組は世界最高峰のメジャーシリーズで最も階級の高いカテゴリー「5スター」で5位タイの好成績を残した。「あそこから世界の選手から声を掛けてもらったり、こちらが申し出た練習も引き受けてくれたりするようになった。やっぱり結果が全てですね」

 高校卒業後の2008年にVリーグの久光製薬へ入団。ウイングスパイカーとして活躍しながら、そつなくセッターもこなすセンスが光った。12年に2年契約でJTへ移籍し、14年5月に退団。まだ24歳だったが、「やり切ったという気持ちがあった。しばらくは何も考えず、自由に過ごしたいと思っていた」と一区切りをつけた。

 その夏、高校時代の恩師から「ビーチバレーでパートナーを探している子がいる」と誘いがあり、これをきっかけに新たな世界に踏み入れた。

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