湘南地域を代表するスポーツイベント「湘南国際マラソン」の記者会見がこのほど、藤沢市江の島で行われた。2003年世界選手権女子マラソン銅メダリストの千葉真子さんらが大会ゲストとして出席し、「誰もが参加できる、全世代参加型マラソン大会」の魅力をアピールした。
14回目の今年は12月1日に開催。大磯町を発着点として藤沢市の「江の島入口」を折り返すフルマラソンのコースをはじめ、今回は中学生や高校生を対象とした部門を新設。「すべての人が自分に合ったスタイルで楽しめる大会」を大会の眼目に据えた。
フル(2万500人)、10キロ(4千人)、1・4キロ(100人)の従来の種目に加え、2キロのファミリーランに従来参加資格がなかった中学生を対象とした「ジュニアユースの部」(100人)を新設。さらに、10キロの部に「ユース(高校生)の部」(200人)を追加。小学生以上のすべての世代が参加できるマラソン大会となる。
また、21年の歴史を持つ「24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか」(9月14~15日)を連携大会と位置付け、名称も「湘南国際リレーマラソン」に刷新。湘南国際マラソンへの出場、完走を目指すステップアップ大会として開催する。両大会のセットでエントリーできる枠も用意する。
千葉さんは「地域の大会は五輪の縮図。湘南国際マラソンの取り組みが東京五輪の成功につながり、さらに未来の湘南国際マラソンへと、ハッピーの和が広がっていけば」と話した。
大会の一般1次募集は今月25日に開始する。申し込みは大会ホームページ。