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健脚競い2330人完走 1610段の大山登山マラソン

スポーツ | 神奈川新聞 | 2019年3月11日(月) 05:00

ゴール手前、最後の気力を振り絞り駆け上がるランナーたち =伊勢原市の大山
ゴール手前、最後の気力を振り絞り駆け上がるランナーたち =伊勢原市の大山

 第34回大山登山マラソン(伊勢原市・同市教育委員会主催、神奈川新聞社など後援)が10日、伊勢原市の小田急線伊勢原駅北口から大山阿夫利神社下社までの9・0キロのコースで行われた。北は北海道、南は宮崎県まで全国から2744人がエントリー。標高差約650メートル、最後の2キロは「心臓破り」とも呼ばれる1610段の石段が続く過酷なレースに挑み、2330人が完走した。

「50分切り」目標達成

 最年長クラスになる男子60歳以上の部で、横浜市鶴見区の古田秀之さん(キヤノン)が従来の記録を1分半縮める49分27秒で優勝した。

 「50分切りを目標にしていたので、すごくうれしい」と顔をほころばせた古田さん。ダイエットのために37歳でジョギングを始め、今は週5日、近所の鶴見川周辺などをゆったりと走る。「上りが得意」と、会社の出勤時も階段で9階まで上がる健脚の持ち主だ。

 「ジョギング後のビールがおいしいんだよね」と笑う古田さん。健康を保ちながら長く続ける秘訣(ひけつ)かもしれない。

「1位はうれしい」

 女子40歳以上の部は、栗田美奈子さん(モントブラン)がトップでゴールテープを切り、「レベルの高い大会で1位になることは難しいので、うれしい」と喜んだ。

 10歳で陸上を始め、「月に1回は何かしらの大会があります」と、フルマラソンや駅伝、短距離のレースにも出場している。フルタイムで働きながら、週2回のポイント練習に取り組む本格ランナーは自信を得て次の舞台へ向かう。

 
 

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