ラグビーのトップリーグに12季ぶりの復帰を決めた「三菱重工相模原ダイナボアーズ」の昇格報告会が31日、相模原市役所1階ロビーで開かれた。主将の土佐誠選手が「みなさんの応援が力になりました」と語ると、約250人のファンから大きな拍手が湧いた。
報告会には選手ら9人が参加し、梶野武部長が「これまで入れ替え戦で敗れてきたが、へこたれずにがんばってきた。今後も応援してください」とあいさつ。土佐選手は「苦しい時期もあったが、選手全員を一つの方向に向けるよう努力してきた。これからも勝てるチームになっていかないといけない」と誓った。
加山俊夫市長がスポーツや芸術分野で活躍した人や団体に贈る「称讃(しょうさん)の楯(たて)」を贈った。
チームは相模原市がホームタウンで、トップリーグに昇格した前回の2007年シーズンは全敗で降格。昨年12月、7年連続の挑戦となる入れ替え戦で、トップチャレンジリーグからの昇格を決めていた。