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目指せ世界、ゴールとボールを寄贈 幼稚園に県バスケ協会

バスケットボール | 神奈川新聞 | 2018年12月21日(金) 02:00

さっそくバスケットボールに挑戦する園児=伊勢原ひかり幼稚園
さっそくバスケットボールに挑戦する園児=伊勢原ひかり幼稚園

 バスケットボールの楽しさを幼児たちに体験してもらおうと、県バスケットボール協会が幼稚園、保育園に幼児用ゴールとボールを寄贈するプロジェクトが20日、スタートした。“第1号”が贈られたのは、伊勢原市の伊勢原ひかり幼稚園。ゴールは高さを調整できるもので、ボールは柔らかいゴム製。園の体育館に設置された。

 同協会では、かねてから底辺拡大のためにこうした事業を模索してきたといい、「強化と普及が協会の2本柱。ようやくこの事業を始めることができた。幼稚園、保育園の園児にバスケットボールの楽しさに触れてもらい、小学生のミニバスケにつながっていけば」と柿沼憲一県バスケットボール協会会長。

 同園の佐伯妙有園長は「とてもすてきなものをいただいた。子どもたちはどう使うんだろうと考えながら遊びを広げていく。第2、第3の田臥選手(横浜市出身の日本人初NBA選手)を目指して子どもたちがチャレンジするのが楽しみです」と感謝した。贈呈式後は早速、園児がバスケットボールに挑戦。笑顔でシュートを放ち、ボールを大きく弾ませるなど楽しんだ。

 プロジェクトは伊勢原市でスタートし、現在市内19の幼稚園、保育園から希望が寄せられている。同協会では今後、県内全域にプロジェクトを広げていきたいとしている。

 
 

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