日本フットボールリーグ(JFL)入りを懸けた「第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会」は21日、茨城・ひたちなか市総合運動公園などで1次ラウンドが開幕する。全国9地域から12チームが参加。神奈川からはYSCC(関東社会人1部)とSC相模原(県社会人1部)の2チームが、アマチュアの国内トップリーグ昇格へ挑む。
1次ラウンドは3組に分かれてリーグ戦を実施。各組1位と、同2位のうち勝ち点などを比較して最上位の1チームが決勝ラウンド(12月3~5日、千葉・市原臨海競技場)に進出できる。同じく総当たり方式の決勝ラウンドでも2位以内に入れば、無条件で来季のJFLに昇格。3位はJFL下位チームとの入れ替え戦に臨む。
2年連続出場のYSCCは、昨年あと一歩のところで昇格を逃しており、雪辱を期す。Jリーグ準加盟クラブのSC相模原は創設3年目ながら、日本サッカー協会の優遇措置を受けて出場権を獲得した。ともに1次A組に入り、決勝ラウンド進出へ火花を散らす。
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