千葉国体:テニス少年男子で今井・高田組が準優勝、「もっと上を」収穫得て決意新たに/神奈川
スポーツ | 神奈川新聞 | 2010年10月5日(火) 10:59

惜しくも21大会ぶりの連覇は逃したが、テニス少年男子の今井、高田(以上湘南工大付高)が堂々の準優勝。悔しさも大きいが、それと同じだけの収穫も得た。
シングルス2試合とダブルスで争われた国体。初戦千葉に続き、勝敗の行方はダブルス勝負に突入した。
今井は8月の全日本ジュニア18歳以下で準優勝、高田も同16歳以下でベスト8と実績十分だった2人。だが第10ゲームに3度目のブレークを許し4―6とされると、そのまま逃げ切られた。
「攻撃が単調だった」(今井)、「ミスが怖くて消極的になった」(高田)。今井の強力フォア、高田の正確無比なショットでストローク戦は互角以上だったが、ネット際での思い切ったプレーが足りなかった。
2度もブレークバックするなどタフな精神力は見せた。ともに高校2年でクラスメートの間柄。少年男子として国体に出場するチャンスは、もう一度ある。
今井は「攻める気持ちと攻めるプレーで、もっと上を狙いたい」と表情を引き締め、高田も「攻撃のパターンが必要。上達したい」と決意を新たに力強く話した。
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