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川崎:逆転狙うナビスコ杯準々決勝、鍵は横山と谷口の25歳コンビ

スポーツ | 神奈川新聞 | 2010年9月8日(水) 10:03

Jリーグのヤマザキナビスコ・カップは8日、各地で準々決勝第2戦を行う。アウェーの初戦を1―2で落とした川崎は、等々力陸上競技場で鹿島と再戦。延長戦を制した昨年に続き、逆転での4強入りを狙う。午後7時キックオフ。

川崎が準決勝に駒を進めるには、1―0か2点差以上の勝利が必要になる。2―1で勝った場合のみ延長、PK戦となる。

5日の天皇杯全日本選手権2回戦でジュニーニョ、稲本ら主力選手を温存しており、体調面は問題なさそう。先手を取れば一気に優位に立つが、逆に失点すると苦しくなる。

稲本は「いろいろと条件はあるが、まず勝つことが最優先。ホームのサポーターにしっかり勝利をプレゼントしたい」と話した。

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主力組が5日の天皇杯2回戦を回避し、万全で臨める準々決勝第2戦。鍵を握るのは、その天皇杯にフル出場した横山、谷口の両MFになる。ともにチームの中堅25歳。7日の全体練習後は、そろって居残りのトレーニングに汗した。

日本代表の中村に代わり、守備的MFの位置で先発しそうなのが横山。5日にプロ初得点を挙げるなど好調だが、「相手は鹿島。学生とはプレッシャーも違うし、ハードワークが必要」と守備の汗かき役に徹する。

中盤の底で公式戦初コンビを組む稲本の存在も励み。「学生時代からのあこがれの選手。声を掛け合うというか、掛けてもらって試合中に連係を深めたい」と、大一番にも気負いはなさそうだ。

通算1勝1敗の場合は得失点差で決まる。川崎は第1戦で2失点。これ以上の失点は禁物といえ、高畠監督は「本拠地のアドバンテージもある。どちらかと言えば、後半にギアを上げたい」と思い描く。

勝負の後半、攻撃の切り札と期待されるのが谷口だ。1日の第1戦でも0―2の劣勢で登場し、後半23分に黒津のゴールを演出した。夏場以降、ベンチを温める機会が続くが、「結果を出さないと使われないのが勝負の世界。チャンスが来ると信じて準備している」と谷口。4年前に「ニューヒーロー(新人)賞」にも輝いた、験のいい大会で活躍を誓う。

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