全日本大学野球選手権:桐蔭横浜大が初戦突破
スポーツ | 神奈川新聞 | 2010年6月9日(水) 00:07
第59回全日本大学野球選手権第1日は8日、神宮球場と東京ドームで1回戦8試合を行った。神奈川春季リーグを制し、2年連続2度目の出場となった桐蔭横浜大(神奈川)は、3年ぶり19度目の出場の愛知学院大(愛知)に1―0で競り勝ち、初戦突破した。
桐蔭大は、主戦右腕・東明が無四球の4安打完封の好投で逃げ切った。打線は六回1死二塁で津久井が右前打を放って先制。少ない好機を生かした。
桐蔭大の2回戦は9日、神宮球場で午後4時30分から慶大(東京六大学)との対戦で行われる。
【評】投打のかみ合った桐蔭横浜大が小差の接戦を制した。
主戦右腕の東明は、四回1死二、三塁の窮地に三振、右飛で仕留め、脱した。落ち着いて四隅を丁寧に突き、腕のよく振れたカーブ、フォークボールなどで打者のタイミングを外し続けた。
打線は愛知学院大右腕・浦野の変化球の見極めに苦労したが、六回1死二塁で津久井が右前適時打を放って先制。勝負強さを発揮した。
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