関東高校県予選は2日、ハンドボール、弓道、ソフトテニスなどで熱戦を展開した。
ハンドボールは、男子は法政二、女子は横浜創英がそれぞれ優勝。空手道個人は、男子形で中嶋俊文(慶応)が、女子形で丸屋真凜(横浜立野)が優勝。組手では、男子は鹿島瑞生(横浜創学館)が、女子は廣瀬まり(光明相模原)が頂点に立った。
ソフトテニス男子団体は、東海大相模が栄冠を獲得。弓道女子は、団体で南が、個人では谷川麻衣(南)が優勝した。ウエートリフティング男子は、大原勢が2階級を制した。
ソフトテニス男子団体は、東海大相模が頂点に立った。優勝が決まると、選手全員が雄たけびを上げてガッツポーズ。主将の淡野は「いい形で県高校総体を迎えられる。そこで連覇して、インターハイでも優勝したい」と笑顔をはじけさせた。
長くチームを指導してきた遠藤正弘監督(58)が、4月に体調を崩して入院。指揮官不在の中、練習メニューは淡野が考案してきた。「監督が普段言っていたことを思い出してやれば大丈夫。選手の頭にも入っている。あとは自分たちを信じて頑張るだけだった」と、練習を続けてきた。
優勝が懸かった3番手の試合では、菅原が見事なバックボレーで勝利を決めた。菅原は「展開を読んで、最後は勝負できた。感謝です」と、ペアを組む粂と喜びを分かち合った。
この日は、一時退院した遠藤監督が観戦。監督は「前衛と後衛がお互いに信頼して、イキイキやっている」と、たくましさを増した教え子に目を細め、「全国に向けて、もう一つ、二つ磨けば結果は出てくる」と期待を込めた。
【】