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フロンターレが意地の4発初白星も、鄭大世が一発退場/ACL1次リーグ

スポーツ | 神奈川新聞 | 2010年3月23日(火) 23:54

サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は23日、各地で1次リーグ第3戦を行い、E組の川崎は川崎市等々力陸上競技場でメルボルン(オーストラリア)を4―0で破り、1勝2敗となった。

川崎は前半に鄭大世、黒津、レナチーニョが得点し、後半にも1点を加えた。

◆悪夢払しょくが一転、大勝に「けち」

大勝に「けち」がつくのは川崎の悪い癖だ。3点リードの前半終了間際、鄭大世が一発退場。ラフプレーにカッとなり、相手を足払いした。試合後は「無責任な退場。一瞬の憤りであんなことをしてしまい、悔いている」と、涙目で自らを責めた。

開始3分の先制ゴールで「ダービー」大敗の悪夢を払しょくし、主役となるはずだった。相手が長時間移動による疲労で精彩を欠いたとはいえ、同11分に黒津、その11分後にはレナチーニョがゴールで続く3トップそろい踏み。

だが、会心の内容を最後まで演じきれないのが川崎の弱さか。サウジアラビア人主審は前半だけで警告5枚。Jリーグよりもカードが出やすい傾向は把握できたはずなのに、「ACLは審判との闘い」(DF伊藤)という過去の経験を、またも生かせなかった。

3戦目で初白星を挙げ、ひとまず1次リーグ敗退の危機は脱した。ただ、鄭大世は2試合程度の出場停止が濃厚。ジュニーニョ、矢島が復帰途上で故障を繰り返すチーム事情を考えても、エースストライカーが犯したのは「レッド10枚分くらいの重い愚行」(鄭大世)だ。

いかに国内屈指のFW陣とはいえ、いよいよ駒不足に陥った感がある。

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