神奈川代表の桐蔭学園は、30日の第89回全国高校ラグビー大会初戦(2回戦)で対戦予定だった光泉が部員のノロウイルス感染で出場を辞退したため、不戦勝で来年1月1日の3回戦進出が決定した。
桐蔭の藤原秀之監督(41)は「選手のコンディションに問題はない。自分たちのラグビーをしっかりやっていきたい」と気を引き締めていた。
チームは29日、大阪城公園グラウンドで約2時間半の調整を行った。基本練習に加え、ラインアウトからのモール練習や接触プレーなどに熱が入った。
■無念計り知れない
○…初戦で対戦予定だった光泉が出場を辞退したことを受け、藤原監督は「言葉にできない。戦えずに残念としか言えない」と話した。
新型インフルエンザの影響などもあり、手洗いやうがいなどを心がけてきた桐蔭だが、ノロウイルスは「こちらでは防ぎようのないこと。相手の無念さは計り知れない」。3回戦に向け「自分たちのことをしっかりやっていきたい」と気持ちを切り替えていた。
【】