川崎 J屈指の攻撃陣に期待
スポーツ | 神奈川新聞 | 2009年12月11日(金) 00:42
８強はＪリーグ勢が占めた。神奈川勢はＪ１の川崎だけで、Ｊ２から仙台と岐阜が勝ち上がった。
川崎は仙台の挑戦を受ける。Ｊ１初優勝を逃し、この大会での雪辱に燃える。ジュニーニョが欠場しても、鄭大世、レナチーニョらの攻撃陣はＪリーグ屈指だ。今季のＪ２を初制覇して勢いに乗る仙台は、ソアレスと梁勇基が得点源になり、守備も健在。勝って86回大会の札幌以来のＪ２チーム４強入りを果たしたい。
岐阜は名古屋との隣県対決に臨む。前回大会でも４回戦で顔を合わせ、０-１で惜敗した。実力差は認めながらも、ベテランのＤＦ秋田は「みんなで耐えて、自分たちの粘りを出したい」と意気込んでいる。松永監督の今大会限りでの退任も決まっており、発奮材料は多い。
鹿島-Ｇ大阪は好カード。Ｊ１の第33節では鹿島が５-１で大勝したが、２連覇を狙うＧ大阪の攻撃陣は分厚い。１点を争う接戦が期待できそう。
清水-新潟は、来年のＡＣＬの出場権を獲得する上で、両チームとも負けられない一戦になる。
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