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全日本少年軟式野球:横浜ク初戦完封勝ち、横須賀ファイターズ接戦制す

スポーツ | 神奈川新聞 | 2013年8月14日(水) 00:08

【鳥栖西中ク-横浜ク】相手打線を2安打完封し、横浜クナインとハイタッチする先発右腕信太(中央)
【鳥栖西中ク-横浜ク】相手打線を2安打完封し、横浜クナインとハイタッチする先発右腕信太(中央)

「ハマの甲子園」の愛称で親しまれる、第30回記念全日本少年軟式野球大会(全日本野球連盟など主催、神奈川新聞社など後援)第2日は13日、横浜スタジアムで2回戦5試合を行い、神奈川代表の横須賀ファイターズは南紀クラブ(和歌山)を3-2、開催地の横浜市代表の横浜クラブは鳥栖西中クラブ(佐賀)を2-0で下し初戦を突破した。

14日は同スタジアムで準々決勝4試合を行い、神奈川勢は午後0時半から横須賀ファイターズが東海大翔洋中(静岡)と、横浜クラブは同2時半から芳賀中(栃木)と対戦する。

◆横浜クラブの信太、抜群の制球力証明

最後の打者を右飛に打ち取ると、横浜クラブの右腕信太(しだ)はナインとタッチを交わした。今大会初の完封での初戦勝利に、「勢いを付ける価値ある1勝ができて良かった」と目を輝かせた。

伸びのある直球を低めに集め、縦のスライダーも駆使して四隅を突いた。わずかに高めに入った球で2安打を許すも、8奪三振無四球は、抜群の制球力を証明するのに十分だった。

「気持ちが切れなかった。横浜クラブを背負って全力で投げようと思った」と背番号19。当初は継投も考えていた星野幸稔監督(50)は、「いい流れだった。信太が崩れずに頑張ってくれた」と称賛する。

節目の大会に増枠される開催地代表チームとして、第20回記念大会、横浜開港150周年の第26回大会に続き3度目の結成となった同クラブ。昨夏から選考会を重ね、今年6月に20人のメンバーがそろった。

信太の所属する末吉中は市大会ではベスト32に終わったが、7月後半から本格的に始まったチームの練習で、社会人などとも練習試合を重ね「バックを信頼できるようになった」と手応えが芽生えていた。

快勝で第一歩を記した信太は「みんなで優勝を目指し一戦ずつ勝ちたい」。新たな仲間と全国の高みに挑む。

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