第55回県高校総合体育大会兼全国高校総合体育大会(インターハイ)県予選会(県高校体育連盟など主催、神奈川新聞社など後援)の総合開会式が22日、藤沢市善行の県立体育センタースポーツアリーナで行われた。陸上競技場の改修工事に伴い屋内での開催となったが、184校の1306人がはつらつと入場行進した。
式では、県高体連の小野文生会長(平塚江南高校長)があいさつ。ボクシングのフライ級で昨夏のインターハイで準優勝したみなと総合の松本圭佑(3年)と、同大会ベスト8に入った星槎国際・女子サッカー部主将の宮澤ひなた(同)が「フェアプレー精神で戦うことを誓う」と宣誓した。
8校239人の吹奏楽部員が息の合った演奏を披露。相洋高和太鼓部31人も勇壮な音色で盛り上げた。
今夏のインターハイは山形を主会場に南東北3県で行われる。
松本(みなと総合) 宮澤(星槎国際)が宣誓
感謝胸に頂点狙う
宣誓の文言には、ホープたちの力強い決意が込められていた。
ボクシング・フライ級の松本が伝えたかったのは感謝の念だ。練習拠点の