J1横浜Mは14日、横浜市西区の日産グローバル本社で新体制発表会を開いた。今シーズンの選手、スタッフの陣容を発表し、就任2年目を迎える樋口靖洋監督(51)は、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を4位で逃した昨季を踏まえ、「あと一歩のところまで迫っている。ACL出場権の獲得、その先に優勝がある」と抱負を語った。
新加入選手は7人。J2北九州で14得点を奪い、期限付き移籍から復帰するFW端戸仁(22)、J2千葉で15得点のFW藤田祥史(29)ら得点力のあるアタッカー陣を補強。またMF佐藤優平(22)、DF奈良輪雄太(25)らが下部組織から大学などを経て、トップチームに加わった。この日は、SC相模原から加入するDFファビオ・アギアール(23)以外の6選手が会見した。
今季のチームスローガンは「ALL FOR WIN-Realize(リアライズ)-」。昨シーズンの継続と積み上げを最大のテーマに、下條佳明チーム統括本部長は「そろそろ結実しないといけない」と、2004年のリーグ制覇以来となる悲願のタイトル獲得を宣言した。
チームは25日に同区のマリノスタウンで始動。来月1日から宮崎市内でキャンプに入る。
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