16日に行われる第20回全国中学駅伝の開会式が15日、山口市の維新百年記念公園スポーツ文化センターで開かれ、神奈川からは男子で初出場の金沢と女子で3年ぶり3度目の出場となる田奈が参加し、活躍を期した。
開会式前に選手登録が行われ、金沢は関東大会とオーダーを変え、主将濱田と越川の「二枚看板」がそれぞれ1、2区にエントリーされた。初出場にも濱田は「みんなリラックスしている。チーム一丸で最低でも入賞したい」と力を込めた。
田奈は、県、関東両大会のアンカーを務めた前田桃が右足痛のためメンバーから外れ、代わりに両大会で出場のなかった海老沢が選ばれた。加藤智明監督(49)は「力を付けてきている」と期待した。主将明石は「ずっと夢見てきた舞台。支えてくれた方への感謝の気持ちを込めて走りたい」と意気込んでいた。
開会式後の神奈川勢の結団式で県中体連の米山和久会長は「冷静さを失わず、同時に燃え上がる闘志を持って臨んでほしい」とエールを送った。
大会は山口市のセミナーパーク・クロスカントリーコース(男子6区間18キロ、女子5区間12キロ)で男女各48校が競う。スタートは女子が午前11時、男子は午後0時15分。
【神奈川新聞】