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川崎:磐田戦で、登里左DFで先発濃厚

スポーツ | 神奈川新聞 | 2012年5月2日(水) 23:16

左サイドバックとして今季リーグ戦初先発が濃厚な川崎・登里(中央)=麻生グラウンド
左サイドバックとして今季リーグ戦初先発が濃厚な川崎・登里(中央)=麻生グラウンド

J1川崎は2日、リーグ第9節・磐田戦(等々力・午後3時開始)を控え、麻生グラウンドで紅白戦を行った。

試合前日のリラックスしたムードはみじんもない。1―4で敗れた前節の広島戦とは異なったメンバーでポジションも入れ替え、連係などを確認した。初勝利を狙う風間監督は先発メンバーについて「調子のいい選手を使っていくだけ。楽しみにしていてください」とけむに巻いた。

9日間で3試合の厳しい日程でも、連日の紅白戦を敢行。最終ラインには、左から登里、森下、井川、田中裕が並び、ボランチには稲本が戻った。今季リーグ戦初先発が濃厚な登里は「練習でやっていることを出したい。チャレンジしていく」と意欲をのぞかせた。

指揮官が就任して約1週間が経過。ボールを保持する意識、攻めの姿勢は強まり、選手同士で「何で前を向かないの」という声も飛び交うようになってきた。MF中村は「誰が(試合に)出るか分からない中で、一人一人がいい練習をして、チームが活性化している」と説明する。

独特な風間理論はどうピッチで展開されるのか。開幕戦以来となるホーム等々力でのリーグ戦勝利を、ひとまずの答えとしたい。

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