県バスケットボール協会の2017年度年間表彰式と功労者表彰、殿堂入顕彰が11日、横浜市港北区で行われた。新たに都道府県レベルでは初めてとなる「神奈川県バスケットボール殿堂」を創設し、故人2人を含む7人が表彰された。
「県殿堂」は、同協会が約2年半前に設立準備委員会をつくり、バスケットボールに貢献した「神奈川県ゆかりの人」を中心に選考を進めた。
殿堂入りしたのは、県協会前会長の阿部克三さん、元日本代表でミュンヘン五輪の得点王に輝いた谷口正朋さん、元日本代表で富岡高(現金沢総合高)やシャンソン化粧品で活躍した中原(旧姓加藤)貴子さんら。被表彰者は県協会のホームページに功績などが掲載される。
全国大会ベスト4以上、関東大会準優勝以上の16チームが特別表彰され、コーチ・オブ・ザ・イヤーには神奈川大の幸嶋謙二ヘッドコーチ、都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会で県中学選抜・男子を優勝に導いた松澤俊介ヘッドコーチが選ばれた。
柿沼憲一会長が「先輩たちが築いてきた神奈川のバスケットボールをさらに発展させるため、一体感を持ってやっていきたい」とあいさつし、それぞれの功績をたたえた。
殿堂入り、特別表彰チーム、功労者表彰の被表彰者は次の通り。(敬称略)
▽殿堂入り 阿部克三、谷口正朋、中原貴子、浮田剛、野村厳、松尾武司、榎本日出夫
▽特別表彰 川崎ブレイブサンダース、富士通レッドウェーブ、富士通(男子)湘南STATE、横浜ギガスピリッツ、神奈川教員(女子)専門学校県ブロックチーム(男子)TEAM-B(男子)桐光学園高、ヒューマンキャンパス高通信制横浜学習センター、県中学生選抜チーム(男子)アレセイア中、川上北ブルーデビルス(女子)HOPIZERO、かつみクラブ、Cooldebeauty
▽功労者表彰 濱田高臣、竹内伸介、佐藤均、小林良弘、高橋基、佐藤道秋、日馬雄紀、小林文隆、松本隆、徳田正朗、田中秀文