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川崎逃げ切る Bリーグ

川崎ブレイブサンダース | 神奈川新聞 | 2017年2月20日(月) 02:00

【川崎-大阪】第1クオーター、シュートを放つ川崎・ファジーカス=トッケイセキュリティ平塚総合体育館
【川崎-大阪】第1クオーター、シュートを放つ川崎・ファジーカス=トッケイセキュリティ平塚総合体育館

 バスケットボールのBリーグは19日、神奈川県のトッケイセキュリティ平塚総合体育館などで行われ、中地区首位の川崎は大阪に87-76で勝ち、32勝6敗とした。川崎はファジーカスと篠山を中心に攻撃を組み立てて第3クオーターで65-50とリードし、大阪の反撃を抑えて逃げ切った。横浜は秋田に68-74で惜敗し、14勝24敗。

 東地区1位の栃木は三遠を93-88で破り、同2位のA東京は富山に100-81で勝った。

らしさ戻り堅守復活


 川崎らしさを取り戻した。辻とスパングラーの主力2人をけがで欠き、さらに前日に右足首を痛めた長谷川が出場を見合わせた。残された10人が立ち止まるわけにはいかなかった。

 計13本もの3点シュートを許して惜敗した前日の守りを反省。序盤から徹底したマークで隙を与えず、3点シュートを9本に抑えた。攻撃ではファジーカスを軸に得点を重ねて前半を43-31で折り返し、後半も追いすがる大阪を振り切った。

 「みんな楽しそうじゃないっすよ」。敗戦後の夜、欠場中のエース辻からLINE(ライン)で届いたメッセージに、主将篠山は奮い立ったという。この日は開始直後からメンバーへの声掛けを絶やさず、前半だけで挙げた13得点にも意識の高さが見て取れる。

 点取り屋のファジーカスも38得点と大暴れし、栗原も15得点。攻守で選手層の厚さを見せ、北卓也ヘッドコーチ(44)は「全員が気持ちを前面に出してプレーしてくれたことがうれしい」と喜んだ。

 2人の復帰がいつになるかは分からないが、22日に迫る富山戦へキャプテンは「主力が抜けている状況は苦しいが、さらに攻守で精度を上げていく」。逆境をバネに首位を独走する。

 
 

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