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川崎がプレーオフ一番乗り バスケBリーグ

川崎ブレイブサンダース | 神奈川新聞 | 2017年3月19日(日) 02:00

【川崎-三河】第1クオーター、シュートを決める川崎・辻=川崎市とどろきアリーナ
【川崎-三河】第1クオーター、シュートを決める川崎・辻=川崎市とどろきアリーナ

 バスケットボール男子のBリーグは18日、川崎市とどろきアリーナなどで9試合が行われ、中地区首位の川崎のチャンピオンシップ進出一番乗りが決まった。三河に78-87で屈して8敗目(37勝)となったが、西地区3位の大阪が横浜に73-90で敗れたため、上位8チームに入ることが確定した。横浜は今季最長に伸びていた連敗を8で止め、2月4日の千葉戦以来の白星を挙げた。

 年間王者を決めるプレーオフのチャンピオンシップは3地区の上位2チームと3位以下の勝率上位2チーム(ワイルドカード)で争われる。

 西地区トップの三河は4連勝で35勝10敗。金丸や長谷川らを軸にバランス良く攻め、序盤から着実に得点。終盤の反撃をしのいで逃げ切った。同2位の名古屋Dは秋田に64-70で敗れ、22勝22敗。

 東地区は首位の栃木が滋賀に103-57で大勝し、35勝9敗とした。2位のA東京はSR渋谷を95-63で下して34勝10敗、3位の千葉は京都に89-83で勝って31勝13敗。

連敗もエース収穫


 前夜の大敗を繰り返すまいと、エースが最終クオーターで見せた。「流れを変えたかった」という辻が3本の3点シュートをたたき込み、一時は2点差まで詰め寄った。最後は三河の前に力尽きたものの、今月コートに戻ってきたエースが復活の兆しを見せたことが何よりの収穫だろう。

 本人も確かな手応えを感じている。1月に腰を痛めて7試合で欠場したが、その間、試合の映像を見ては「自分ならここでシュートを打っているのに」ともどかしさを感じていたという。その思いをこの日の25分間にぶつけ、一人で25得点。武器の3点シュートも5本沈め、「これだけのプレーができたのは自信になった」と振り返った。

 確かに、昨年9月に三遠との開幕2連戦を落として以来の2連敗は屈辱だ。他の試合の結果で一番乗りでのプレーオフ進出を決めたものの、今季ホームで3番目に多い3389人の観衆に勝利を届けられず、エースも「ファンに申し訳ない」と唇をかみ締めている。

 西地区1位の三河とはプレーオフでぶつかる可能性も十分ある。このまま、やられっぱなしというわけにはいかない。「まだまだ(シュートが)安定していない。今後の試合で修正していく」。頼れるシューターが次こそチームを勝利に導く。

 
 

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