バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)は8日、中断期間を経て約3週間ぶりに再開する。第22節を終え、中地区では首位の川崎ブレイブサンダース、2位の横浜ビー・コルセアーズがともに23勝15敗で熾烈(しれつ)な争いを繰り広げている。直接対決を3試合残すなど、同地区での対戦が増える残り22戦。上位2チームに与えられるチャンピオンシップ(CS)出場権を巡る攻防は、激しさを増していく。(須藤 望夢)
「試合集中できる状況つくる」

地力の強さは健在だ。シーズン前半、故障なども響いて歯車がかみ合わない戦いが続いた川崎。苦しむチームを支えたのは1試合平均20・5得点でリーグ4位につけるニック・ファジーカス(37)の奮闘だった。
B1川崎、底力発揮し首位固めを 大黒柱ファジーカス奮闘
川崎の大黒柱として地区首位に導いているファジーカス=2月10日、川崎市とどろきアリーナ((C)B.LEAGUE) [写真番号:1144728]