プロバスケットボール男子、bjリーグの2012-13シーズンを参入2年目で制した横浜ビー・コルセアーズの球団運営に、7月から広告代理店の大手広告通信社(本社・東京都千代田区)が乗り出すことが27日、分かった。球団を所有する横浜スポーツエンタテインメント社から全面的な業務委託を受け、悪化した経営状態の改善に乗り出す。
横浜の今季ホーム1試合平均の観客動員は約1200人。昨季より約150人増えたが目標の4割程度で、球団の収入も目標額(約1億5千万円)の約4割にとどまった。
委託期間は3年。大手広告通信社はbjリーグのオフィシャル・マーケティング・パートナーとして、リーグ全体の広報・宣伝活動を担っている。
同社スポーツマーケティング室長で、横浜のエグゼクティブプロデューサーに就任予定の岡本尚博氏(48)は「首都圏のチーム基盤をしっかりさせ、リーグ全体の底上げを図る。来季にも目標を達成したい」と話した。
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