bjリーグ東カンファレンス:横浜、準決勝第1戦で逆転勝ち
横浜ビー・コルセアーズ | 神奈川新聞 | 2013年5月11日(土) 00:06

バスケットボールのbjリーグ東カンファレンス準決勝第1戦が10日、横浜文化体育館で行われ、横浜(レギュラーシーズン2位)は富山(同3位)に86-75で逆転勝ちした。
横浜は第1クオーターに12-25とリードされたが、第2クオーターからミドルや3点シュートを次々に決めて反撃。第4クオーターに逆転し、11点差で振り切った。
第2戦は11日午後2時から同体育館で行う。横浜が勝てば、2年連続の地区決勝進出が決まる。
◆流れ変えたバーンズ
レギュラーシーズン2勝2敗の好敵手、富山をホームに迎えた横浜のプレーオフ第1戦。最終クオーターまでもつれる接戦を制し、東カンファレンス決勝進出に王手をかけたゲーリーヘッドコーチ(HC)は「落ち着くまで時間がかかったが、いつも通りのプレーができた」と逆転勝利に胸をなで下ろした。
いきなり13点のリードを許したが、徐々に追い上げ、第3クオーター以降は一進一退。膠着(こうちゃく)した流れを引き寄せたのは、今季リーグのベスト5に選ばれたバーンズの連続3点シュートだった。
1点リードの最終クオーター残り8分。斜め45度からスリーポイントを決めて4点差とし、続けて正面からの3点シュートを沈めて7点差に。1648人が詰めかけた会場はこの日、一番の盛り上がりを見せた。
「興奮したよ。今週はたくさんシュート練習したから自信があった。(終盤に)やっと少しスペースができて、いいシュートを打てた」。3点シュート12本のうち5本を決め、チームトップの32得点を挙げたヒーローは、ゲームの最優秀選手にも選ばれた。
「応援のおかげ。ゆっくり休んでもう一度ハードな戦いに備えるよ」。喜びもつかの間、決勝切符を懸けた11日の第2戦を見据えた。
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