バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)は8日、中断期間を経て約3週間ぶりに再開する。第22節を終え、中地区では首位の川崎ブレイブサンダース、2位の横浜ビー・コルセアーズがともに23勝15敗で熾烈(しれつ)な争いを繰り広げている。直接対決を3試合残すなど、同地区での対戦が増える残り22戦。上位2チームに与えられるチャンピオンシップ(CS)出場権を巡る攻防は、激しさを増していく。(須藤 望夢)
「天皇杯の負けを生かして戦う」

異次元のスコアリング能力を知らしめた。2月の天皇杯全日本選手権準決勝で横浜BCの河村勇輝(21)がたたき出したのは、キャリアハイを大きく更新する45点。チームの躍進は、その豊かな成長曲線とともにある。
B1横浜BC、CS出場へ正念場 河村進化、チーム躍進
天皇杯準決勝で敗れるも、キャリアハイの45点を挙げた横浜BC・河村=2月15日、沖縄アリーナ [写真番号:1144726]