B1横浜BCは30日、東海大のフォワード松崎裕樹(22)=192センチ、95キロ=と、育成組織のU18(18歳以下)チーム所属で、今季新設されたユース育成特別枠で登録されたガード平岡勇人(18)=185センチ、73キロ=の入団会見を行った。平岡は既に25日の大阪戦でデビューしており、松崎は来年1月7日の琉球戦から出場可能となる。
会見は横浜国際プールでの群馬戦後に行われた。全日本大学選手権王者の東海大で主将を担った松崎は福岡第一高でも1年後輩の河村とともに全国制覇を成した逸材だ。
若き司令塔から「頼れる先輩。彼の良さを僕が最大限引き出せる」と歓迎を受ける22歳は「身近な選手が活躍しているので自分も、という思いがある。持ち味を生かして速いトランジションやスリーポイントで勢いを与えていきたい」と胸を弾ませた。
上菅田中出身の平岡は日大藤沢高在学中で、高校1年時には一時ラグビー部に所属していたという新鋭だ。「今まで4千人が見ている中でプレーすることがなかったので、感じたことがないプレッシャーがあった」とデビュー戦を振り返り、「3カ月という短い時間だけど、この経験を生かして契約選手になりたい」と力を込めた。(須藤 望夢、写真も)
B1横浜BCに松崎裕樹と平岡勇人が入団「勢い与えたい」
記念撮影に納まる横浜BCの(左から)河村、松崎、平岡、キング=横浜国際プール [写真番号:1131722]
ブースターの前で抱負を語った横浜BCの松崎(左)と平岡=横浜国際プール [写真番号:1131723]
ブースターの前で抱負を語った横浜BCの松崎(左)と平岡=横浜国際プール2 [写真番号:1131724]