11日に開かれるプロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)。指名を待つ、神奈川ゆかりの有力選手に迫る。
選抜大会の優勝を決め、石川(手前)と抱き合う東海大相模・石田=4月、甲子園
「一日一生」。東海大相模の石田隼都は、門馬敬治前監督(51)から教わった言葉の意味を、より深く感じられるようになった。
「あす野球ができなくなるかもしれない。だからその日にできることはしっかりやろうって」
1年春から県内大会6連覇。今春の選抜大会は29回1/3を投げ、無失点で優勝投手に輝いた。
甲子園で史上8校目の春夏連覇へ、東海は神奈川大会も順調にトーナメントを勝ち進んでいた。
監督に伝えた思い