明治神宮大会の予選を兼ねた大学野球の横浜市長杯争奪第14回関東地区選手権大会第2日は30日、横浜スタジアムで準々決勝を行い、神奈川大(神奈川1位)はタイブレークの末、5-4で白鴎大(関甲新2位)を破り8年ぶりの明治神宮大会出場に王手をかけた。
昨年準優勝の創価大(東京新2位)が国際武道大(千葉県1位)、筑波大(首都2位)は流通経大(東京新1位)を下した。
第3日は31日、同スタジアムで創価大-上武大(関甲新1位)、筑波大-神大の準決勝2試合を行う。
次につながる劇的勝利
「思い切り振ったことだけは、体で覚えています」。興奮気味だったのは神奈川大の3番伊藤。痛烈な打球を飛ばし、チームは8年ぶりの明治神宮大会に王手をかけた。
2-2の無死一、二塁でスタートしたタイブレーク十回。先頭の主将夏井がバントを失敗した直後の1死一、二塁で、その嫌なムードを払拭(ふっしょく)した。