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三菱日立横浜が惜敗 3年ぶりの日本選手権逃す

社会人野球 | 神奈川新聞 | 2015年9月1日(火) 03:00

【三菱日立PS横浜-日本通運】タイブレーク12回裏三菱日立PS横浜1死満塁。三振に倒れ表情をゆがめる村山(5)=大田スタジアム
【三菱日立PS横浜-日本通運】タイブレーク12回裏三菱日立PS横浜1死満塁。三振に倒れ表情をゆがめる村山(5)=大田スタジアム

 社会人野球の日本選手権の関東代表決定戦は31日、大田スタジアムで行われ、三菱日立パワーシステムズ(PS)横浜は延長十二回の末、0-1で日本通運に敗れ、3年ぶりの本大会出場を逃した。JX-ENEOSと東芝もすでに敗退が決まっており、31年ぶりにすべての県勢チームが本大会不出場となった。

 三菱日立PS横浜は先発亀川裕之が9回無失点も打線が散発7安打無得点。タイブレークとなった延長十二回1死満塁で2番手の高田一仁が押し出し四球を与え、決勝点を許した。

好機に三振の山


 バットにボールが当たらないのだから点を取れるはずがない。三菱日立PS横浜打線は15三振を積み重ね、好投の投手陣を見殺しにした。都市対抗大会に続き、日本選手権も逃すのは2008年以来の屈辱。高安健至監督(39)は「負けるということは力がない証拠」とうなだれた。

 先制の好機が転がり込むたびにバットが宙を切った。勝負どころの弱さも象徴的だった。延長十一回に連打で無死一、二塁としたが、代打で送られた瀧がスリーバント失敗で水を差した。

 投手陣は亀川が巧みな制球と緩急を自在に操り、9回零封。「都市対抗に行けず、日本選手権に懸ける思いは強かった」というベテラン左腕の願いに応えることができず、主将村山は「いつも投手に抑えてもらっても点を取れない。申し訳ない」と苦悶(くもん)の表情を見せた。

 都市対抗予選でも企業チームとの5試合で39三振を喫しており、「いつも勝負どころで打てない。もっと勝負強くレベルアップしなければ」と主将。この弱点を克服しなければ、全国への道は開けない。

課題は若手育成


 「野球王国」神奈川で企業チームが低迷している。今夏の都市対抗大会では優勝経験もあるJX-ENEOSと東芝がそろって2回戦敗退。今大会はいずれも初戦負けするなど、日本選手権の本大会を前に県勢が全滅するのは31年ぶりだ。

 3チームとも2013年から14年にかけて、長期にわたってチームを率いたベテラン監督が退任しており、新体制での戦いがスタートして日が浅い。さらに昨オフに福地(三菱日立PS横浜-横浜DeNA)、野村(同-中日)、井領(JX-中日)ら主力選手が相次いでプロ入りした穴も大きい。

 共通する課題は若手投手の伸び悩みだ。昨季はチームの柱としてフル回転した2年目船本(JX)や3年目佐藤翔(東芝)は不調のため、今年の都市対抗では出番がなかった。13年のJXが、当時4年目の大城と2年目三上(現・横浜DeNA)が二本柱となって都市対抗を連覇したのとは対照的だ。

 今季、三菱日立が日本選手権関東代表決定戦で先発を託したのは27歳鶴田と34歳亀川。JXは都市対抗で大城を先発で連投させ、東芝は先発マウンドを補強選手の亀川に頼るなど、ベテラン頼みの苦しい台所事情はどこも変わらない。

 「若手もベテランも関係なく競わせて起用する」(JX・和嶋利博監督)と県内3チームの指揮官は声をそろえる。各世代がバランスよく融合したチームづくりが求められている。

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