
県内の社会人チームが加盟する県野球協会(大田垣耕造会長)の納会が9日、横浜市中区の日石横浜ビルで行われ、2013年のベストナインとクラブ優秀選手などを表彰した。
ベストナインには、51年ぶりに都市対抗大会を連覇したJX-ENEOSから捕手の日高ら3人、東芝からは投手の萩野ら最多の5人、三菱重工横浜からは指名打者の圓垣内ら2人が選ばれた。
初受賞の圓垣内は「年間を通じて4番で使い続けてくれた監督のおかげ。来年は本塁打を増やし、チームを都市対抗に導きたい」と意気込んだ。ともに新人ながら選出された内野手の山崎(JX-ENEOS)と松本(東芝)は「来年も受賞できるよう頑張ります」と一層の活躍を期した。
今季限りで退任する東芝の印出監督は「社会人野球を引っ張るのは神奈川というプライドを持って戦ってきた。これからも競い合ってほしい」と呼び掛けていた。
【ベストナイン】
▽投手 萩野裕輔(東芝)初
▽捕手 日高一晃(JX-ENEOS)初
▽一塁手 服部政樹(東芝)(2)
▽二塁手 山崎錬(JX-ENEOS)初
▽三塁手 松本幸一郎(東芝)初
▽遊撃手 佐々木勉(三菱重工横浜)(3)
▽外野手 大河原正人(東芝)(3)、石川桜太(東芝)初、山田敏貴(JX-ENEOS)(2)
▽指名打者 圓垣内学(三菱重工横浜)初
【クラブ優秀選手賞】
▽投手 菊沢竜佑(横浜金港クラブ)初
▽野手 岩澤俊彦(相模原クラブ)初
【東アジア競技大会優勝】
▽投手 大城基志(JX-ENEOS)
▽内野手 渡邉貴美男(JX-ENEOS)
▽外野手 大河原正人(東芝)、井領雅貴(JX-ENEOS)
※( )内の数字は選出回数
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