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高校野球:7月16日(土)の試合/神奈川大会

高校野球 | 神奈川新聞 | 2011年7月14日(木) 10:24

神奈川大会の組み合わせ

【高校野球神奈川大会2011】試合結果・関連ニュース

■第1試合

▼ 2回戦【住吉‐生田】(試合終了)

保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

【評】ミスを逃さず得点につなげた住吉が初戦を突破した。三回、安打と四球で走者を出し、敵失と暴投で逆転。八回に1死二、三塁から望月、橋口の連続適時打などで突き放した。右腕諸原は直球にスライダーを織り交ぜ、制球よく打たせて取った。生田の右腕吉倉は直球に力があったが、9四球などで毎回走者を背負い、リズムをつくれなかった。

▼ 2回戦【茅ケ崎‐大和東】(試合終了)

平塚球場

【評】大和東が先発風張の好投で茅ケ崎打線を封じた。初回に1死満塁で笹島の適時二塁打で2点を先制。右翼手からの悪送球の間にさらに1点を追加した。四回には1死一、三塁で宮内が左翼スタンドに3点本塁打を放ち、試合を決定づけた。風張は8回を3安打に抑えた。初戦だった茅ケ崎は序盤の硬さが響き、好機に打線が続かなかった。

▼ 2回戦【霧が丘‐関東六浦】(試合終了)

大和引地台球場

【評】緊迫した投手戦を関東六浦が継投で競り勝った。先発中沢は緩急をつけながら5回無失点。2番手の左腕菅野は力強い速球で押し、走者をためながらも落ち着いて後続を断ち、六回に中沢の右犠飛で挙げた1点を守り切った。霧が丘は、六~九回に毎回先頭打者を出しながら無得点。主戦樋口は好投で、無失策の守備も鍛えられていた。

▼ 2回戦【慶応‐高津】(6回コールド)

相模原球場

【評】先発全員安打の慶応が19安打14得点で圧勝した。うち17安打が単打で、シュアな打撃だった。3点リードの四回、2犠打と死球を挟み7連打で6点。六回にも打者10人の猛攻で一気に試合を決めた。投手陣は3人のリレーで付け入る隙を与えなかった。高津は秋元の内野安打1本のみ。初回に2死一、三塁の好機をつくったが、攻め切れなかった。

▼ 2回戦【横浜立野‐相模大野】(7回コールド)

横須賀スタジアム

【評】打線のつながった相模大野が2試合連続のコールド勝ち。三回に益田、梅田の連続適時打で3点差とすると、五回には3連打を含む打者11人の猛攻で一挙5点。3投手の継投は7安打を許すも、要所を抑え無四球で零封した。横浜立野は先発の右腕本間が10四死球と乱調。打線は四回を除いて毎回走者を出しながら決め手を欠いた。

▼ 2回戦【麻生‐伊志田】(7回コールド)

藤沢八部球場

【評】全員安打の伊志田が最後に畳み掛けて七回コールド勝ちした。五回に三川、内山の長短打で勝ち越すと、七回に猛攻を仕掛けた。連打などで2死一、二塁としてから5長短打を連ねて6点を加え、一気に試合を決めた。麻生は二回に3点を先行し、五回も相手守備の乱れを突くなどして同点に追い付いたが、投手陣が勢いづいた相手打線を止められなかった。

▼ 2回戦【横浜創学館‐桜丘】(試合終了)

等々力球場

【評】粘る桜丘を、第3シードの横浜創学館が強力打線で振り切った。創学館は同点の七回1死二塁から、木村の中前適時打などで2点を獲得。八回にも川村のソロ本塁打をはじめ3連続短長打で3点を奪い、突き放した。桜丘は、先発平井が毎回走者を背負いながらも堅守でしのぎ続けたが、スタミナの切れた後半に連打を許した。

▼ 2回戦【上矢部‐吉田島総合】(試合終了)

秦野球場

【評】吉田島総合が終盤に勝ち越し。同点に追いつかれた直後の八回、先頭の山口尚の三塁打に続き府川のときに暴投で勝ち越し。九回にも連続四死球から2点を追加して試合を決めた。投げても鈴木康、府川のリレーで反撃を1点に抑えた。上矢部は先発島津が7回を1失点(自責点0)と好投したが打線が応えられなかった。終盤には記録に出ないミスも出た。

▼ 2回戦【平塚農‐横浜翠嵐】(5回コールド)

小田原球場

【評】横浜翠嵐が三回までに19得点して五回コールド勝ちした。初回いきなり打者14人で8点。制球の不安定な相手投手陣の甘く緩い球を引き付けて的確にはじき返した。梨本は3安打7打点の活躍。守っても稲井―藤本の2左腕の零封リレーに無失策と、反撃の隙を与えなかった。選手9人の平塚農は2投手が与四死球12と雰囲気にのまれ、防戦一方に追い込まれた。

▼ 2回戦【城山‐山手学院】(試合終了)

伊勢原球場

【評】山手学院の左腕坂口傑が3安打完封。切れのあるスライダーを効果的に使い、尻上がりに調子を上げた。打線は初回、スクイズで先制すると、二回は坂口傑の適時打で加点。五回も4番棚村のスクイズと平井の適時打で2点を奪い、終始優位に試合を進めた。城山は久留嶋が8安打を浴びながら4失点と粘ったが、打線が応えられなかった。

▼ 2回戦【大師‐東】(試合終了)

俣野公園横浜薬大スタジアム

【評】大師が15安打で7点を挙げ、6年ぶりの3回戦進出を果たした。同点で迎えた七回に打線が爆発。2安打と1四球で1死満塁とすると、4番小川の勝ち越しとなる右前適時打を皮切りに、スクイズを挟んで3連続適時打で一気に突き放した。投げてはエース木下が6回を4安打に抑える好投。東は無失策で粘り強く戦ったが、連投の菊池が七回に力尽きた。

■第2試合

▼ 2回戦【県相模原‐横須賀総合】(延長10回)

保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

【評】両投手陣が粘り強く投げ合った延長戦を、横須賀総合がサヨナラ勝ちした。九回に追い付いた横須賀総合は延長十回、敵失と犠打で1死二塁とし、中村が左中間に決勝打を放った。先発山口は制球がさえ、試合をつくった。

▼ 2回戦【南‐深沢】(試合終了)

平塚球場

【評】両校合わせて6安打の接戦を深沢が2安打で制し、第2シードの南を破った。五回2死二塁から難波の二ゴロが二つの敵失を誘い、安齊が一気に生還し先制。八回には2死二塁から井上の適時二塁打で1点を追加した。主戦池田は南打線を4安打に抑えた。南はエース八巻が7奪三振の好投だったが、打線がつながらなかった。

▼ 2回戦【座間‐座間総合】(試合終了)

大和引地台球場

【評】両軍合わせて25安打の打撃戦を座間が制した。 初回2死二塁に蟻川の適時二塁打で先制。七回2死二塁から杉本の中前打で追加点を挙げ、九回には相手バッテリーの乱れを突いて2点を奪い、ダメを押した。窮地で積極的に交代させた継投策が的中した。座間総合は、2度の満塁機を逃すなど16残塁。主戦並木が粘り強く投げたが、援護できなかった。

▼ 2回戦【百合丘‐氷取沢】(7回コールド)

相模原球場

【評】投打に圧倒した百合丘が七回コールド勝ちした。初回に主砲古谷の適時打で主導権を握り、三回に打者9人の猛攻で3点を奪って試合を決めた。投げては「ダブルエース」の右腕菅原―左腕佐々木のリレーで隙なく零封した。氷取沢打線は散発4安打と振るわず、走塁死やけん制死で少ない好機を生かせなかった。

▼ 2回戦【向上‐上鶴間】(7回コールド)

横須賀スタジアム

【評】春季県大会準優勝の向上が打力で上鶴間をねじ伏せた。初回に3連続適時打を含む5安打、打者9人の猛攻で5点を先制すると、その後も小刻みに加点。五回は1死満塁から浅井の走者一掃となる左中間三塁打などで4点を奪い、ダメを押した。上鶴間は大川の2点本塁打などで3点を返したが、三回以降は打線が沈黙した。

▼ 2回戦【相原‐浅野】(5回コールド)

藤沢八部球場

【評】浅野が五回コールド勝ちした。初回から打者11人で7得点。立ち上がりに制球の定まらない相手へ一気に畳み掛けると、二回には仲田がソロアーチで流れをつないだ。7番冨永は4安打4打点と下位でポイントをつくった。相原は四回、1番本多の適時三塁打で追撃したが、3安打では打つ手がなかった。

▼ 2回戦【橋本‐愛川】(試合終了)

等々力球場

【評】愛川の左腕河野が緩急をつけた投球で12三振を奪い3安打完封勝利。四回2死一、三塁のピンチも、変化球で空振り三振を奪うなど、緩急を使い、危なげないマウンドさばきだった。打線も初回、先頭大松が三塁打を放ち、1死後の野選で生還。三回にも2安打に犠打を絡めた好機に敵失で追加点を挙げ、エースをもり立てた。橋本は再三、塁上をにぎわせたが、好機に一本が出なかった。

▼ 2回戦【津久井浜‐秦野総合】(5回コールド)

秦野球場

【評】投打のかみ合った津久井浜が初戦を突破した。津久井浜は初回、4本の長打を集中させ、打者9人で大量5点を先制。投げても左下手の加藤が五回2死まで無安打を続け、相手打線に付け入る隙を与えなかった。1、2年生チームの秦野総合は序盤の失点が大きかった。坂本も三、四回は立ち直ったが、反撃の手掛かりがつかめなかった。

▼ 2回戦【城郷‐横浜栄】(試合終了)

小田原球場

【評】横浜栄が快勝。投手陣の奮起に打線が集中打で応えた。左腕新井は九回1死まで投げ、散発4安打で無失点。力のある速球を主体に、凡打の山を築いた。攻めては四回2死満塁、打撃妨害で押し出しの先制点。続く吉田、高室が連打で畳み掛け、計4点を奪った。城郷の右腕石黒も失点した四回以外は好内容のマウンド。打線が球威に力負けし、援護できなかったのが悔やまれる。

▼ 2回戦【磯子‐金井】(試合終了)

伊勢原球場

【評】緊迫した競り合いは金井がサヨナラ勝ち。八回まで2安打の打線は同点の九回、1死から橋本が中前打、今井が右翼へ適時三塁打を放ち、試合を決めた。岡田は四回以降、8安打を浴びるも多彩な変化球でかわし、要所を締めた。磯子は山崎が六回まで無安打の好投。九回、代打櫻井の適時打で追い付いたが後続が断たれた。

▼ 2回戦【桐光学園‐瀬谷西】(7回コールド)

俣野公園横浜薬大スタジアム

【評】桐光学園が初回から着実に得点を重ね、七回コールド発進した。逆転を許した直後の二回、無死一塁から菅原の中越え三塁打で同点。続く篠崎の左前適時打で勝ち越すなど、この回4短長打に犠打、犠飛を絡めて逆転。以後も着々と加点してリードを広げた。瀬谷西は二回に5連打で逆転するなど、負けずに打ったが、長打力の差で押し切られた。

■第3試合

▼ 2回戦【横浜桜陽‐横須賀明光】(7回コールド)

保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

【評】長打6本を含む12安打で大量11得点した横浜桜陽が、第2シードの力を見せつけた。初回から逆らわずセンター方向への力強い打球が光り、橋爪、田口の連続長打などで3点を先取。三回も走者をためて田口、菅谷に長打が出て一挙5点を加えた。左腕澤田は要所を締めて2失点でしのいだ。横須賀明光は相手に劣らない11安打を放ったが、4安打を集めた三回に2点を奪っただけ。つながりに欠けた。

▼ 2回戦【県川崎‐相模原総合】(5回コールド)

平塚球場

【評】相模原総合の打線が活発に打ち、10安打で11得点して初戦を制した。初回に2連続四球の立ち上がりを攻め、小川の適時三塁打などで4点。二回にも守重からの5連続短長打などで4点を追加した。2年生の先発渡部は4回を6奪三振の好投だった。県川崎は5失策と守備が乱れ、1年生エースを支えられなかった。

▼ 2回戦【平塚学園‐県商工】(7回コールド)

大和引地台球場

【評】小山の5盗塁など8盗塁を決め、足でかき回した平塚学園が七回コールドで県商工を圧倒した。初回1死満塁で親川の適時打で先制。さらに、敵失や小山の本盗で大量5点をリードして優位に立った。先発谷林は5回を6奪三振、無失点だった。県商工は藤原の2安打のみ。4失策にバッテリーミスも重なり、攻守にリズムを崩した。

▼ 2回戦【横浜清陵総合‐日大藤沢】(試合終了)

相模原球場

【評】六回の集中打で逆転した日大藤沢が辛勝。五回まで散発3安打だった日藤打線は六回、2死から4連打。下村の2点三塁打などで逆転に成功した。投手陣は四回途中から登板した中瀬が粘り、最後は石井が締めた。横浜清陵総合は序盤の集中打で優位に進めたが、三回以降ほぼ毎回得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ず12残塁。攻めきれなかった。

▼ 2回戦【湘南学院‐逗葉】(試合終了)

横須賀スタジアム

【評】湘南学院がそつのない攻めで1点差ゲームをものにした。三回は無死の走者を連続送りバントで三塁に進め、暴投で先制。七回も無死一塁から手堅く走者を進めて追加点を挙げた。右腕立川峻は制球よく、1失点完投勝ち。逗葉の右腕長澤も互角に投げ合ったが、打線の援護が欲しかった。

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