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高校野球:7月12日(火)の試合/神奈川大会

高校野球 | 神奈川新聞 | 2011年6月30日(木) 14:16

■第1試合
▼ 1回戦【田奈‐県商工】(延長10回)
横浜スタジアム
【評】両校合わせ26安打、点の取り合いとなった延長戦を県商工が制した。

県商工は四回に3長短打に2犠打を絡めて同点。九回に追い付かれても焦らず、延長十回に1死一、三塁から関根の適時打で勝ち越した。殊勲の関根は決勝打を含む3長短打で、勝利の立役者となった。

田奈は終盤に3点を挙げて粘ったが、要所で出たミスが響いた。

▼ 1回戦【港北‐金井】(試合終了)
保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム
【評】金井が九回逆転サヨナラで、5年ぶりの夏の1勝をもぎ取った。

1点を追う九回、2死満塁から、相手失策で同点に。再び2死満塁とし、小池の中前打で試合を決めた。先発岡田は1失点完投。毎回走者を出したが、直球とスライダーを軸に粘り強く投げ抜いた。

港北は四回に重盗で先制。好投の祖父江-小林のリレーだったが、最後につかまった。

▼ 1回戦【二宮‐藤沢翔陵】(試合終了)
平塚球場
【評】藤沢翔陵は、六回に望月の適時三塁打など5短長打に犠打を絡ませ、4点を先取。好機を見逃さない集中力が光った。左腕エースの田中は再三走者を出したが、コーナーを突く巧みな投球で八回まで無失点に抑えた。

二宮は三回に三塁まで走者を進めたが得点できず。相手を上回る8安打を放ちながら、九回の押し出しによる1点だけに終わった。

▼ 1回戦【日大‐相洋】(8回コールド)
大和引地台球場
【評】日大が13安打で好機を逃さず、八回コールド勝ちした。
2点リードの五回、2死満塁から死球で1点を追加すると、さらに2短長打で4点を加点。相手投手の制球が甘くなったところを突き、大勢を決めた。
相洋は六回まで毎回安打ながら、あと一本が出なかった。

▼ 1回戦【新城‐相模大野】(7回コールド)
相模原球場
【評】流れを先につかんだ相模大野が快勝した。

初回に、林賢ら中軸の3連打に足を絡めた攻めで2点を先行。立ち上がりは制球が定まらなかった右腕梅田はこれで立ち直った。打たせて取る投球で7回を4安打無失点。バックも無失策でもり立て、梅田は打っても中押しの2点二塁打と光った。

新城は四死球や失策が失点につながり、リズムに乗れなかった。

▼ 1回戦【横須賀総合‐鎌倉】(試合終了)
横須賀スタジアム
【評】先制、中押し、ダメ押しした横須賀総合が初戦突破した。

初回2死満塁に杉山の内野安打で先制。八回に1点差まで詰め寄られたが、九回1死満塁から阿久津、前川の連打などで3点を奪い、突き放した。主戦右腕の中村は終盤の窮地で踏ん張り、9奪三振、2失点で完投した。

鎌倉は1点差に詰めた八回2死一、二塁で、もう一本が出なかった。

▼ 1回戦【逗子開成‐藤沢西】(試合終了)
藤沢八部球場
【評】3人の好投手が継投した藤沢西が、盤石のリレーで完勝した。

藤沢西は打線が立ち上がりの甘い変化球を確実に捉え、3連続長打などで3点を先制。主導権を握ると、先発涌井は球威十分の直球と3種類の変化球で反撃を許さず、六回以降は石井と木内が2安打無四球に封じた。

逗子開成は、3投手がいずれも緩い変化球を交えて粘ったが、打線が散発4安打で反撃の糸口をつかめなかった。

▼ 1回戦【生田‐麻生総合】(6回コールド)
等々力球場
【評】攻守の歯車がかみ合った生田が六回コールド勝ち。右腕吉倉が直球を主体に、五回まで毎回の9奪三振。打線も先発全員安打で、初球から積極的に振っていく姿勢が光った。

麻生総合は守備の乱れから先制を許し、先発市川が粘れず。最終回に市川の適時二塁打で1点を返すのがやっとだった。

▼ 1回戦【厚木東‐上鶴間】(7回コールド)
秦野球場
【評】初回に大量リードを奪った上鶴間が、七回コールド勝ちした。

初回に二つの敵失と2四球で先制。さらに押し出しなど、わずか1安打で5点をもぎ取った。投げては主戦出口が2失点でしのいだ。

厚木東は先発の1年生右腕中村の立ち上がりを支えられず、計10安打を放ちながら得点に結び付けられなかった。

▼ 1回戦【立花学園‐大原】(5回コールド)
小田原球場
【評】打線がかみ合った立花学園が打ち勝った。

二回無死一塁から石川の適時二塁打で先制すると、この回3死四球に3安打を絡めて打者一巡。五回にも打者11人で5点をたたき出した。田中、井草、荒川の3投手は、被安打2の無失点リレー。

大原は、力投のエース簑島を打線が援護できなかった。

▼ 1回戦【綾瀬‐座間総合】(延長15回)
伊勢原球場
【評】左腕並木が延長十五回、199球を投げ抜き、座間総合が夏の初勝利を飾った。

並木はコースを丁寧に突いて完投勝ち。球威の落ちた延長戦も粘りの投球で乗り切った。打線は四死球に乗じて小刻みに加点。最後はしぶとく四つの押し出しを選び熱戦に終止符を打った。

綾瀬は4投手の継投で追いすがったが、計14個の四死球が響いた。

▼ 1回戦【藤沢工科‐山手学院】(8回コールド)
俣野公園横浜薬大スタジアム
【評】山手学院が14安打15得点とそつのない攻撃で得点を重ね、八回コールド勝ちを収めた。

初回、敵失と四球で2死一、二塁とし、平井の左中間二塁打で2点を先制。続く棚村にも二塁打が出て加点した。八回には敵失に6安打を集め8得点で試合を決めた。

藤沢工科は序盤、毎回のように走者を出したものの、つながりに欠けた。

■第2試合
▼ 1回戦【鶴見総合‐秦野総合】(延長10回)
横浜スタジアム
【評】秦野総合がエース坂本の投打にわたる活躍で、延長戦の末に夏の初勝利を手にした。坂本は二回、1死満塁の窮地でスクイズを外して無失点に抑えるなど、粘りの投球で7回を2失点。打っても2安打2打点、延長十回には好走塁でダメ押し点を生んだ。守備陣も10安打されながらよく耐えた。

鶴見総合は毎回走者を出しながら11残塁で好機を生かし切れず、杉山の熱投に応えられなかった。

▼ 1回戦【新羽‐湘南工大付】(5回コールド)
保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム
【評】11安打で毎回得点の湘南工大付が、五回コールド勝ちした。

初回、無死満塁から本田、高橋の短長打で4点を先制。主導権を握ると、二回も1死満塁から本田の2点適時打と長谷川の3点二塁打で一挙5得点とした。左腕吉川は持ち味の打たせて取るテンポのいい投球で危なげなかった。

新羽は5安打したが、反撃は三回、上野の適時打による1点に終わった。

▼ 1回戦【山北‐横浜南陵】(試合終了)
平塚球場
【評】山北は2点を追う終盤の七回、無死満塁から加藤の右前適時打が敵失を誘い、一挙に3人が生還して逆転した。九回にも4長短打で4点を加えて勝負を決めた。右腕エース土手本は緩急をつけた丁寧な投球で反撃をかわした。

南陵は二回、2死二、三塁から荒井の右翼線二塁打で2点を先制したが、大事な場面での守りの乱れが悔やまれる。

▼ 1回戦【市ケ尾‐大磯】(試合終了)
大和引地台球場
【評】市ケ尾が小刻みに加点し、リードを守り切った。初回に2本の三塁打などで3点を奪い、その後も短長打に犠飛や盗塁などを絡ませた攻撃で得点を重ねた。エースの右腕沢本は再三走者を背負いながらも、要所を締めて完投した。

大磯は五回に2者連続三塁打で2点を返すなど粘りを見せたが、守備で粘れず流れをつかみ切れなかった。

▼ 1回戦【横須賀学院‐麻溝台】(試合終了)
相模原球場
【評】麻溝台が継投で逃げ切った。
3点差に迫られた直後の六回から救援した左腕奈良の好投が光った。変化球が切れ、許した走者もけん制で刺すなど、落ち着いたマウンドさばきで相手の流れを断った。捕手小林は、先制打を含む2安打とバットでも投手陣を支えた。

横須賀学院は、失策が絡んだ序盤の失点が最後まで響いた。
▼ 1回戦【瀬谷‐金沢総合】(延長10回)
横須賀スタジアム
【評】瀬谷が延長戦にもつれ込んだ激しい点の取り合いを制した。

1点を追う九回2死一塁から西本が勝負強く二盗に成功。武井が二塁打を放って同点とした。続く延長十回、敵失が絡んだ1死満塁で西本の右前打で勝ち越し、直後のスクイズなどで突き放した。

金沢総合は3度リードを奪ったが、九回2死からの失点で最少リードを守れず、力尽きた。

▼ 1回戦【光明相模原‐湘南】(試合終了)
藤沢八部球場
【評】両チーム合わせて35安打、25得点の乱打戦は、終始リードを保った光明相模原に軍配が上がった。

18安打の光明は大会第1号を含む3本塁打を放つ一方で大振りはせず、単打11本と8四球を積み重ねて好機を広げた。6回を投げた臼井は10安打を浴びながら死球1で、4失点にとどめた。

湘南は投手陣が打ち込まれたものの、バックは無失策で支え、打線もコールド負け寸前の七回に5点を返して意地を見せた。

▼ 1回戦【向の岡工‐横須賀明光】(6回コールド)
等々力球場
【評】敵失に乗じて毎回得点を奪った横須賀明光が六回コールド勝ち。機動力を生かして重圧をかけ続けた。

同点の三回、2死一、三塁から重盗で勝ち越すと、四回以降に6失策を重ねた相手から着実に得点。計8盗塁と積極的な走塁も光った。 向の岡工は二回、池田の適時打で試合を振り出しに戻したが、計8失策の守備の乱れが大量失点につながった。

▼ 1回戦【関東六浦‐相模田名】(試合終了)
秦野球場
【評】終盤の猛攻で逆転した関東六浦が2回戦へ駒を進めた。

関東学院は2点を追う七回1死二塁から渡辺が適時二塁打、2死満塁からは李が2点二塁打で逆転に成功。野見山、岩室にも適時打が出て計6点と突き放した。継投の左腕菅野は4回6奪三振の好投だった。

相模田名は初回1死から神村の適時打などで2点を先制したが、序盤のリードを守り切れなかった。

▼ 1回戦【高浜‐柏陽】(8回コールド)
小田原球場
【評】短打に機動力を絡めた柏陽が、コールド勝利で発進した。

2点リードの八回、先頭の帆足が四球で出塁するとすかさず盗塁。相手バッテリーの動揺を見逃さず、内野安打を含む4安打と2連続犠打などで5点を挙げて試合を決めた。村松、永井の両右腕は、五回を除き毎回走者を背負うも、低めを突き続け、無失点で乗り切った。

高浜は好機での一本が欲しかった。

▼ 1回戦【平塚湘風‐厚木西】(7回コールド)
伊勢原球場
【評】厚木西が投打に平塚湘風を圧倒し、七回コールド勝ち。

主戦小沢は右横手からの切れのある速球に変化球を織り交ぜ、5回1安打無失点。打線は六回に7長短打を集める打者一巡の猛攻を見せ、一気に試合を決めた。

平塚湘風は六回に三木の中前打と敵失で3点を奪い意地を見せたが、反撃が遅かった。

▼ 1回戦【海洋科学‐吉田島総合】(7回コールド)
俣野公園横浜薬大スタジアム
【評】相手のミスを確実に得点につなげた吉田島総合が、昨年の校名変更後の夏の初勝利を挙げた。

同点で迎えた五回、2敵失などで1死二、三塁とし、水戸が中前に2点勝ち越し打。有墨空は左中間に落として追加点を挙げた。七回は単打4本を集めるなど3得点でコールドに持ち込んだ。

海洋科学は四回に一度は追い付いたが、直後の守りの乱れが痛かった。【】

 
 

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