県高野連が「21世紀枠」推薦校・藤嶺藤沢を表彰、マナーの良さを評価/神奈川
高校野球 | 神奈川新聞 | 2010年12月17日(金) 23:46
県高校野球連盟は17日、来春の選抜大会(甲子園)の「21世紀枠」県推薦校に選ばれた藤嶺藤沢(楢原正行監督、部員55人)を表彰した。
4年ぶりに推薦された同校は、今秋の県大会で二枚看板の中井らのほか、1年・阿南の活躍などで7年ぶりの4強入りを果たした。熱心に取り組む部活動だけでなく、学校周辺の清掃活動など地域に貢献してきた。県高野連の名塚徹理事長は「試合中も県内一、二を争うマナーの良さ」と選考理由を話した。
選手は学業をおろそかにせず、試験期間前から勉学に専念。楢原監督(47)と二人三脚で指導する中丸洋輔部長(37)は「成績をしっかり取った上で練習させる」という、文武両道を目指してきた。退部者を出さないよう、選手個々と定期的に面談を重ねるなど細かい気配りも欠かさなかった。
藤嶺藤沢は既に21世紀枠の最終候補9校から外れ、選抜大会出場はなくなったものの、楢原監督は「大変、名誉。うれしいし、選手の励みになる。これにおごることなく、頑張りたい」と意気込んでいた。
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