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高校野球神奈川大会
王座懸け決勝 慶応-横浜 

高校野球 | 神奈川新聞 | 2016年7月31日(日) 02:00

準決勝の熱戦を観戦する観客で埋まるスタンド=横浜スタジアム
準決勝の熱戦を観戦する観客で埋まるスタンド=横浜スタジアム

 高校野球の第98回全国選手権神奈川大会の準決勝2試合が30日、横浜市中区の横浜スタジアムで行われ、8年ぶりの夏の甲子園出場を目指す慶応と、3年ぶりの神奈川制覇を狙う横浜が決勝進出を決めた。慶応-横浜の決勝は31日午後1時、同スタジアムで行われる。

 投打に隙がなく、力の差を見せて勝ち上がってきた横浜が優位に立つ。ただ慶応も打線に勢いがあり、競り合いに持ち込めば勝機は見えてくる。春の準決勝では横浜が5-1で勝利している。

 横浜打線は大会記録を更新する12本塁打を放っており、破壊力がずば抜けている。主に4番を任される村田と6番公家がそれぞれ3本塁打、藤平も2本塁打している。準々決勝で16得点し、準決勝でも桐光学園の好投手中川を攻略。どの打順からでも長打が出て、得点につながっている。

 右腕藤平、左腕石川の両エースは順調だ。ここまでの投球回数も限定的で、藤平が16回で防御率1・69、石川が17回で防御率2・12。決勝でも2人の継投が濃厚だ。守りもここまで1失策で両エースをもり立てる。

 慶応は、2年生エース森田が、横浜の強力打線を相手にどこまで踏ん張れるかが勝利の鍵だ。右腕は5試合で26回1/3を投げて防御率3・08。東海大相模を8回2失点、桐蔭学園を六回途中4失点と抑えており、粘りの投球は得意とする。

 打線は6試合60得点。1番下山が打率3割9分1厘、2番矢澤が準々決勝で本塁打、準決勝で4打点と好調なのも好材料だ。主将の3番大串、3本塁打の正木、打率5割5分6厘の瀬戸西も勝負強い。ここまで25犠打、13盗塁の小技も絡めて得点し、投手陣をできるだけ援護したい。 

 ◆思い切った策をやる 慶応・森林貴彦監督(43) 
 10回やって、1回勝てるかという相手なので、いろいろと思い切った策をやりたい。大観衆の中でもう1試合やれる喜びを感じて、思い切りいく。

 ◆らしさ出せば勝てる 慶応・大串亮太主将 
 ここまで60得点しても、次勝てなければ意味がない。厳しい1試合になるが、気持ちだけ負けずに、慶応のエンジョイ・ベースボールを出せれば必ず勝てると思う。

 ◆地に足着けて戦う 横浜・平田徹監督(33) 
 選手を信じて送り出すことがすべて。これまでいい野球ができているので、地に足を着けて野球をしたい。慶応打線には勢いがあるので締めてかかりたい。

 ◆難しい試合になる 横浜・公家響主将 
 手ごわい相手なので、難しい試合になると思うが、全く負けるつもりはない。チームは1試合ずつ力を付け、ベンチの雰囲気も明るい。地に足を着けて戦いたい。

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