1. ホーム
  2. スポーツ
  3. 野球
  4. 高校野球
  5. 横浜8年ぶり4強 高校野球春季関東大会

横浜8年ぶり4強 高校野球春季関東大会

高校野球 | 神奈川新聞 | 2016年5月24日(火) 02:00

 高校野球の第68回春季関東大会第3日は23日、群馬県の上毛新聞敷島球場などで準々決勝4試合を行い、横浜(神奈川1位)は8-1で千葉黎明(千葉2位)に八回コールド勝ちし、8年ぶり15度目のベスト4進出を決めた。

 横浜はエース藤平尚真(3年)が8回を5安打1失点と好投。打線は2-1の八回に、いずれも代打の角田康生(1年)、万波中正(同)の連続適時打など6安打で6点を挙げて試合を決めた。


8回1失点と好投した横浜・藤平=上毛新聞敷島球場
8回1失点と好投した横浜・藤平=上毛新聞敷島球場


 第4日は24日、同球場で準決勝2試合を行う。横浜は第2試合(試合開始午後0時30分)で日本航空(山梨2位)と対戦する。

エースへの道 着実に 藤平、要所締め1失点



 打たれても、死球を与えても、表情一つ変えない。県大会に続き、背番号10でマウンドに上がった藤平は、淡々とピンチを切り抜けていった。

 初回から140キロ台後半を連発し、最速は150キロ。三者凡退は一度もなく苦しい場面が続いたが、自らの2失策で招いた三回1死二、三塁、2死球が絡んだ五回2死満塁は、いずれも三振で片付けた。右腕は「今大会の目標は勝ち切る投手になること。投げ切れたのは自信につながる」と、目指すエース像に一歩近づいた実感を口にした。

 優勝した県大会で、見つかった課題は二つあった。マウンドで感情を出しすぎ、冷静さを失うこと。走者を背負って不用意な一球を投じること。

 課題克服のヒントを、関東大会前に繰り返し見た大先輩涌井(ロッテ)の高校時代の映像に見つけていた。投球以上にポーカーフェースの振る舞いに感じるものがあったという。「うれしい、悔しいがあると思うけど、周りに表情で気づかせない。それが冷静な投球につながっている」

 平田徹監督(33)からも「したたかな投球」を求められ、抑えればガッツポース、負ければ涙だった過去とは決別。この日はピンチでも2種類のフォークボールとスライダーを落ち着いて駆使し、最少失点でまとめてみせた。

 だが、心を鬼にして背番号1を与えない指揮官の期待値はまだまだ高い。「相手をのんでかかるような、圧倒的な力を出してほしい」。エースへの道を一歩ずつ上っていく。

万波が特大の初安打
 ○…横浜の1年生スラッガー万波が、関東大会初打席でいきなり特大の適時二塁打を放った。


8回裏横浜2死二塁。左越え適時二塁打で6点目を挙げ、塁上で笑顔を見せる万波
8回裏横浜2死二塁。左越え適時二塁打で6点目を挙げ、塁上で笑顔を見せる万波


 5-1とリードが広がった八回2死二塁で、代打で登場。「(七回までチームが)打てなくて歯がゆかった。自分が出たら絶対に打ってやろうと思った」と低めのスライダーを捉えた打球は左翼手頭上を軽々と越えた。ルーキーは「練習で藤平さんのスライダーを見ているので対応できた」と喜んだ。

 それでも、「いい感じに上がっていたけど両翼99メートルは広いなと思った」とオーバーフェンスにならず不満そう。練習試合で既に2本の“場外弾”を放ち、横浜高長浜球場の左翼ネットが、高さ5メートル分追加されることが決まっているという。 (上毛新聞敷島)

高校野球春季関東大会に関するその他のニュース

高校野球に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

野球に関するその他のニュース

アクセスランキング