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4ブロックから頂点目指す 大会展望

高校野球 | 神奈川新聞 | 2015年6月14日(日) 12:50

県相模原ゾーン 有力校ひしめく


 有力校がひしめく。第1シードの県相模原は準優勝した春の県大会9試合で103得点を挙げた打線にエース右腕宮崎と投打に力がある。第2シードの横浜隼人は主砲大堀を中心に振りが鋭い。公家、三河ら好打者を擁する名門横浜が入り、混戦に拍車を掛ける。

 本格派右腕の石井翔がいる三浦学苑、左腕土田の成長著しい橘学苑に、総合力の高い藤沢翔陵も上位をうかがう。鎌倉学園や湘南学院も侮れない存在だ。初戦でぶつかる横浜商大-向上は実力校同士の好カードだ。


桐光学園ゾーン 桐光と慶応優勢


 第1シードの桐光学園と第2シードの慶応が優勢か。桐光は恩地、石山の両左腕、右下手投げの中川の3投手で試合をつくり、打線も堅実。慶応は主戦津留崎の出来が焦点で、打線は主砲柳町を中心につなぎの顔ぶれがそろった。

 第3シードの桐蔭学園の田村、法政二の仲島は上位シードの主戦級と比べても遜色ない。日大は則竹、中村ら力のある投手の継投に活路を見いだす。第3シードの綾瀬、藤沢清流や小田原など公立勢も堅実な試合運びができる。

橘ゾーン 実力伯仲し激戦



 どのチームにも上位進出のチャンスがある激戦区だ。第1シードの橘は打線の勝負強さで春の県大会4強入り。課題の守備力をどこまで高められるか。第2シードの日大藤沢は強打の捕手下地が頼もしく、けがの主戦滝川が戦列に復帰。躍進への布陣は整う。

 第3シードの慶応藤沢は打線が活発で、立花学園は右腕中村が経験豊富で侮れない。湘南は左腕千脇を軸に接戦に強く、鶴嶺はエース右腕井口に安定感がある。第3シードの座間を含めて、楽しみな公立勢が多い。


東海大相模ゾーン 強さ際立つ東海


 東海大相模の強さが際立つ。ともにプロ注目の左腕小笠原、右腕吉田に打線もタレントが豊富。守備力も高く隙は見えない。第2シードの平塚学園はエース高田孝が春先の不調から脱しているのが心強い。

 第3シードの横浜創学館は最速140キロ台後半の右腕望月を打線が援護できるか。同じく第3シードの相洋も左腕齊藤が春先の不調からフォームの修正に成功し、力感ある投球を取り戻した。打力のある弥栄、好投手擁する湘南工大付に、武相も地力がある。

 
 

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