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神奈川高校野球 代替大会 3、4回戦
8月12日の試合速報・結果

高校野球 | 神奈川新聞 | 2020年8月12日(水) 22:00

 夏の甲子園と神奈川大会の中止を受け、県高野連が独自に開催する「県高校野球大会」第12日は12日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなど5会場で3、4回戦9試合が行われ、相模原弥栄が第3シードの桐蔭学園に3─2でサヨナラ勝ちしてベスト16進出を決めた。

 いずれも第1シードの東海大相模や桐光学園、三浦学苑などが勝ち上がった。海老名は3時間を超える壮絶な打撃戦の末、16─13で寒川に競り勝った。

 第13日は13日、サーティーフォー保土ケ谷球場など4会場で4回戦の残り8試合が行われる。


神奈川高校野球 代替大会【連載】特別な夏~注目の選手たち

2020年08月01日 13:58

各試合の未掲載写真をたっぷり公開
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大和スタジアム


【横浜商大-川崎総合科学】
【横浜商大-川崎総合科学】

【横浜商大-川崎総合科学】
【横浜商大-川崎総合科学】

(1)横浜商大-川崎総合科学(5回コールド)
横浜商大
229 13|17
000 00|0
川崎総合科学

【評】横浜商大が毎回の19安打17得点で大勝。伊藤のソロ本塁打や石川の2ランなど10本が長打で、振りの鋭さが際立った。右腕黒田は1安打に封じた。川崎総合科学は大差をつけられたものの、3投手はいずれも無四球。バックも随所に好プレーを見せた。

【関連記事】横浜商大打線活発 5番石川、2ラン含む3安打3打点
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(2)桐光学園-武相(7回コールド)
武相
050 000 0|5
140 510 1x|12
桐光学園

【評】桐光学園の地力が勝った。1―5の二回に4短長打を集めて追い付くと、四回は馬込、安達の連打などで一挙5得点。左腕安達は制球に苦しみながらも中盤を無失点で切り抜けた。武相は、鮮やかに逆転した直後の二回の守りを大事にしたかった。

桐光学園・野呂監督 うちの公式戦ではあまりないようなミスもあったが、ゲーム数をこなしてないから焦っちゃうのかな。安達は試合の中で修正できた。経験値のある子なので悪いなりに投げられた。

武相・豊田監督 接戦に持ち込んで勝ちを目指したが、(桐光学園は)選手たちの勝負勘が養われている。レベルが高い。この夏3試合を経験し、やはり守りが大事だと感じた。

武相・主将岸田 真っすぐだけなら対応できる感じがあったが、スライダーが入ってくると差し込まれた。豊田監督が来てチームは盛り上がっている。後輩たちはしっかりついていってほしい。

武相・徳永(二回にタイムリー) みんなでつないで大量得点につながった。練習の成果を出せたと思う。振り出しに戻ってから点を取りたかった。

【関連記事】5点献上も要所締める 修正力見せた桐光・安達


【桐光学園-武相】
【桐光学園-武相】

【桐光学園-武相】
【桐光学園-武相】


横須賀スタジアム


【横浜-県横須賀】
【横浜-県横須賀】

【横浜-県横須賀】
【横浜-県横須賀】

(1)横浜-県横須賀(5回コールド)
県横須賀
000 00|0
121 33x|10
横浜

【評】横浜が投打に圧倒した。打線は攻撃に幅があり、毎回の10安打に毎回の7盗塁を絡めて10得点。右腕木下は緩急を巧みに使い、5回2安打無失点、7奪三振の好投だった。県横須賀は青木の粘投と無失策の守りで踏ん張ろうとしたが、足にも揺さぶられた。

【関連記事】横浜に戻ってきた「頼れる主将」 今大会初スタメン4打点

県横須賀・主将後藤 今までで一番まとまって戦えたが、力が及ばなかった。後輩には自分たちを超えてほしい。

(2)山北-日大(7回コールド)
山北
010 000 0|1
021 303 X|9
日大

【評】日大が9安打9得点で快勝した。二回に高良、菱田の連続適時打で逆転。四、六回は四球に単打を絡めて3点ずつを奪った。高良は直球を軸に7回3安打1失点。山北は二回に小林の三塁打を生かして先制したが、以降は走者を出してもつながらなかった。

山北・主将飯塚 秋は一度も勝てなかったが、このベスト32は指導者や父母会への感謝の証しになったと思う。

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【山北-日大】
【山北-日大】

【山北-日大】
【山北-日大】

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藤沢八部球場


【平塚学園-横須賀学院】
【平塚学園-横須賀学院】

【平塚学園-横須賀学院】
【平塚学園-横須賀学院】

(1)平塚学園-横須賀学院(5回コールド)
横須賀学院
000 00|0
615 2X|14
平塚学園

【評】平塚学園が力強い振りで13安打14得点。初回2死から敵失に乗じて6点を奪うと、三回には大塚の2ランなどで5点を追加。3投手の継投で危なげなく試合を進めた。横須賀学院は投手陣が計11四死球と乱れ、攻撃では先頭が4度出塁したが2併殺に泣いた。

平塚学園・主将大高 序盤からガンガン振れるように、普段の練習から取り組んできた。しっかり勝てたが、細かい部分では反省もある。チームで分析して次に臨みたい。

横須賀学院・主将幸村 どう打ち取るかを研究してきたが、相手の打力が上だった。もっとできたという気持ちが残る。

横須賀学院・主戦寺山(今夏3勝し) 自分たちの代のマネジャー3人全員に勝ちスコアを書いてもらえた。全員で野球をできたのは良かった。

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(2)三浦学苑-瀬谷(試合終了)
瀬谷
100 410 000|6
224 100 01X|10
三浦学苑

【評】三浦学苑が序盤の長打攻勢で優位に立ち、瀬谷を退けた。初回に本多、上村の短長打であっさり逆転。二、三回にも計4本の長打を集めて計6点を挙げた。2番手上村が4回⅔を無失点と好救援。瀬谷は10安打と応戦。七回無死一、二塁の逸機が痛かった。

三浦学苑・主将立川 自分たちの特長である打ち勝つ野球ができた。ピッチャーもうまく立て直してくれた。

三浦学苑・上村(五回途中から好救援) うまく変化球を使って抑えられた。先輩たちの引退が懸かっているので負けたくなかった。

【関連記事】最後までひるまず 瀬谷、打力で食らいつく


【三浦学苑-瀬谷】
【三浦学苑-瀬谷】

【三浦学苑-瀬谷】
【三浦学苑-瀬谷】


俣野公園・横浜薬大スタジアム


【海老名-寒川】
【海老名-寒川】

【海老名-寒川】
【海老名-寒川】

(1)海老名-寒川(試合終了)
寒川
430 300 201|13
052 021 24X|16
海老名

【評】16安打の海老名が序盤に7点差を追い付き、打撃戦を制した。八回2死後、山内から5短長打を連ねて一挙4得点。鮮やかに突き放した。四回途中から救援した主戦山本が3失点と力投した。寒川は14安打も15四死球に5失策。再三のリードを守れなかった。

寒川・エース植村(7点リードを守れず) こういう形で負けて悔しい。つらいこともあったけど、9人の3年生が誰一人やめずに3回戦まで戦えたのは誇りになる。

【関連記事】7点差から3度追い付き 海老名、激闘制す


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バッティングパレス相石スタジアムひらつか


【東海大相模-県相模原】
【東海大相模-県相模原】

【東海大相模-県相模原】
【東海大相模-県相模原】

(1)東海大相模-県相模原(7回コールド)
東海大相模
331 110 1|10
000 003 0|3
県相模原

【評】東海大相模の2年生左腕石田が六回途中まで無失点。テンポ良くリズムをつくると、打線も15安打10得点。神里、茂谷で好機を広げ、上位の山村、西川で計5打点と切れ目がなかった。県相模原は六回、途中出場の貝塚、山本の連続適時打で意地を見せた。

東海大相模・西川(先制打を含む3打点) チャンスのときにどんな当たりでも一本、汚いヒットでも点に絡む一打が大事。きょうは自信を持って準備ができていた。

東海大相模・門馬監督(今大会初めて2年生をベンチ入り) 神奈川の大会は日程的に厳しく、これから甲子園大会や球数制限もある。一発勝負を、選手全員の総力戦としてやっていきたい。

県相模原・佐相監督 3年生全員やめることなくここまでやってくれた。たくましくなったと思う。

県相模原・温品 目指してきた打ち勝つ野球は去年よりもレベルアップしたし、爪痕は残せた。負けたのは悔しいけど、やり切れた。

県相模原・貝塚(六回に左前へ落ちる適時打) ベンチの仲間に「らしいヒット」と言われてすごくうれしかった。途中出場で結果も出せたので悔いはない。

【関連記事】東海大相模・石田、6回途中無失点 県相模原を圧倒

(2)桐蔭学園-相模原弥栄(試合終了)
桐蔭学園
000 200 000|2
000 000 003x|3
相模原弥栄

【評】相模原弥栄が逆転サヨナラで競り勝った。九回は捕逸で1点を返すと、申告敬遠を含んだ4四死球が続いてひっくり返した。守っては五回の満塁機をしのぎ、2併殺も効いた。桐蔭学園は2点を先制したが、九回に守備の乱れを発端に、自滅気味に崩れた。

桐蔭学園・片桐監督 負けるべくして、負けた。われわれが緩い変化球にアジャストできなかった。(九回の申告敬遠は)無死二、三塁では非常にアウトが取りづらいため、内野ゴロを期待して(ベースを)埋めた。

桐蔭学園・エース阿部 最終的に打たれて、四死球も与えてしまった。自分の甘さと、本当の実力が出てしまった。大学でも野球は続ける。ストレートで押し切れるようなピッチャーになりたい。

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【桐蔭学園-相模原弥栄】
【桐蔭学園-相模原弥栄】

【桐蔭学園-相模原弥栄】
【桐蔭学園-相模原弥栄】

 

 
 

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