
高校野球の第71回秋季関東大会第2日は21日、山梨県の山日YBS球場で1回戦3試合を行い、桐蔭学園(神奈川2位)は常総学院(茨城1位)に7-5でサヨナラ勝ちを飾り、ベスト8進出を果たした。
桐蔭は2点を追う九回2死から3番森敬斗(2年)が逆転満塁本塁打を放って試合を終わらせた。投げては伊礼海斗(同)が七回途中まで5失点。2番手の山崎駿(同)が1安打無失点と粘投した。
桐蔭は23日、準々決勝で佐野日大(栃木1位)と対戦する。
第3日は22日、同球場で1回戦残り2試合と準々決勝1試合を行い、神奈川勢は横浜(神奈川1位)が甲府工(山梨3位)との1回戦に挑む。
▽1回戦(山日YBS球場)
常総学院
000 000 500|5
010 001 005x|7
桐蔭学園
【評】桐蔭学園の森が九回2死から逆転のサヨナラ満塁弾。劇的な勝利に導いた。3点を追う最終回、安打と四死球で満塁とすると2死から敵失で1点を返し、最後は森が右翼席に運んだ。先発伊礼は六回まで無失点と試合を作り、守備は無失策で余計な塁を与えなかった。打線も5安打ながら粘り強く8四死球を選び、勝機をつないだ。