高校野球の秋季県大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)第5日は18日、サーティーフォー相模原球場など2会場で4回戦4試合を行い、厚木北、光明相模原が創部初の8強入りを果たしたほか、桐蔭学園、東海大相模が準々決勝進出を決めた。
第6日は19日、横須賀スタジアムで4回戦の残り2試合を行う。
胸に刻む初戦負け
桐蔭学園が2013年以来の秋8強入りを果たした。3点リードの三回にはスラッガー森が変化球をバックスクリーンにたたき込み、「いつも通り、ただ来た球を打っただけ。フライだと思ったが風に乗ってくれた」と淡々と振り返った。
今夏の北神奈川大会はベスト8。だが、チームは昨秋の3回戦敗退と今春の初戦負けの悔しさだけを胸に刻み続けている。片桐監督は「『センバツ出場』などとは誰もひと言も口にしていない。こうして一戦一戦、勝ち抜いていくだけ」と謙虚に語った。