いざ、20年ぶりの日本一へ-。3年連続18回目の夏の甲子園となる横浜は入場行進で、三塁コーチャー武川の掛け声に合わせて、元気よく聖地の土を踏みしめた。
1年生から甲子園を経験する主将齊藤が南神奈川の優勝旗を掲げ、りりしい表情でナインを先導。「やっとここまで来た。3度目なので慣れているが、それと同時に最後の大会なんだという実感も湧いている」と感慨深げな様子だ。
愛産大三河(東愛知)とぶつかる初戦は9日。打率5割超の「恐怖の9番」として攻守で名門の3連覇に貢献した遊撃・遠藤は「昨夏も甲子園は経験したが、100回大会のことしはスタンドの人数がすごくて雰囲気が違う。一戦必勝で頑張りたい」と決意を込めた。