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慶応7-4東海大相模
【高校野球北神奈川】慶応アドレナリン全開 東海に雪辱

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年7月28日(土) 02:01

【東海大相模-慶応】4回表慶応1死満塁。生井が右中間へ走者一掃の三塁打を放つ。投手齋藤 =横浜スタジアム
【東海大相模-慶応】4回表慶応1死満塁。生井が右中間へ走者一掃の三塁打を放つ。投手齋藤 =横浜スタジアム

【東海大相模-慶応】4回表慶応1死満塁。生井が右中間へ走者一掃の三塁打を放つ。投手齋藤 =横浜スタジアム
【東海大相模-慶応】4回表慶応1死満塁。生井が右中間へ走者一掃の三塁打を放つ。投手齋藤 =横浜スタジアム

 第100回全国高校野球選手権神奈川大会第15日は27日、北神奈川の準決勝2試合を行い、慶応が2年ぶり11度目、桐光学園が6年ぶり9度目の決勝進出を決めた。

 選抜出場校同士の対戦となった第1試合は、慶応が1点リードの四回に生井惇己(3年)の3点三塁打などで流れをつかみ、生井は投げても九回2死まで4失点に抑えて7-4で勝利した。桐光学園-横浜商大は、桐光の左腕冨田冬馬(2年)が7回を散発3安打で零封。9番高橋建心(同)の2安打3打点の活躍などで7-0の七回コールドとした。

 第16日は28日に南神奈川の決勝を行う予定だったが、台風の影響で順延が決まった。南の横浜-鎌倉学園の決勝は29日、北神奈川の慶応-桐光の決勝は30日に、それぞれ横浜スタジアムで午前11時から行われる。

▽準決勝
慶応
002 400 100|7
010 010 002|4
東海大相模

【評】慶応が主導権を譲らなかった。三回に下山の右犠飛と捕逸で逆転すると、四回には四死球で得た好機を確実に生かし、生井の3点三塁打など3短長打で4点を奪って突き放した。主戦左腕の生井は内角を思い切りよく突いて九回途中まで力投。東海大相模は先発齋藤を継いだ諸隈、紫藤が粘投したが、打線は12安打を放ちながらも12残塁で九回の追い上げも及ばず。二回の走塁ミスも痛かった。

【慶応-東海大相模】フォトギャラリー

生井執念 最高の投球


 陸の王者が誇る背番号1の、執念だった。

 最終回。チームは5点差をつけていたが、慶応のエース生井にとって、一番大事な勝負の決着がついていなかった。

 無死一塁。ここでプロ注目のスラッガー森下と対した。1ボールから2球続けて内角直球が決まり、2ストライク。4球目。内角高めの速球に、森下のバットが空を切り、生井がほえた。直後に左手の親指をつって、あと1人で降板してしまうほど「アドレナリン全開」の対決だった。


【東海大相模-慶応】9回裏東海大相模無死一塁。三振を喫し悔しがる森下、手前はガッツポーズする生井。捕手善波 =横浜スタジアム
【東海大相模-慶応】9回裏東海大相模無死一塁。三振を喫し悔しがる森下、手前はガッツポーズする生井。捕手善波 =横浜スタジアム

 秋の屈辱を忘れたことはない。タテジマと相まみえた県大会決勝で、森下に特大3ランを浴びてKOされた。「チェンジアップを失投した。あれで試合をぶち壊した」。0-12の大敗だった。

 「森下を抑えて勝つ」。今夏も開幕前に森下に喫した一発の動画を何度も見直し、自らを奮い立たせた。捕手善波とも話し合い、出した結論は「緩い変化球は打たれる。スライダーと真っすぐでインコースを突いて勝負する」だった。

 決戦の第1打席。内角を厳しく攻め、死球を与えてしまったが、生井は勝負した結果に「これでいい」と言い聞かせた。

 続く打席では、内角直球を2球続けて、最後は意表を突いた外の真っすぐで、見逃しの3球三振を奪うと、その後も危なげないピッチング。自らのバットで3点三塁打も放ち、投打に試合を支配した。

 「生井が終盤に良くなったのは初めてではないか」と興奮気味の森林貴彦監督(45)。センバツ初戦敗退で課題に挙がったスタミナも、1日100球を超える投げ込みで強化。この日は141球を投げて9三振を奪った。

 思わず「二度とあんなピッチングはできない」と笑うほど、最高の舞台で最高の投球だった。

5戦62安打 好球必打「自信を確信」



 「球数を投げさせれば今の打線ならいけるかな」。慶応のデータ分析を担う赤松衡樹部長(41)は試合前から、東海大相模のエース齋藤のスタミナに難ありと見て、ナインに指示を与えていた。

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